家族での海外旅行で台湾へ!JALビジネスで出発
夏休みに家族で台湾旅行に行って参りました。台北へ家族4人での海外旅行です。2016年3月から陸マイラーとして活動を始めて丸3年半。海外家族旅行記は下記のバンコクに次いで2回目となります。
今回も陸マイラーらしく,ほぼ持ち出し無しの家族旅行となりました。
- BAマイル(ブリティッシュエアウェイズ航空)を使って,JALビジネスクラスを4人分
- マリオットポイントを使って,台北マリオットのスイートルームに3泊(4人分)
これは本当にスゴいことですよね。陸マイラー活動を地道におこなっていけば,こうした旅行は夢ではありません。ぜひ,みなさまも参考にしていただければと思います!
関西国際空港で家族4人分のビジネスクラスチケットを受け取る
家族4人分の台北へのビジネスクラスチケットを受け取りました。JL815のビジネスクラスです。
ファストレーンパスも4人分いただきました。JGC修行をしなくとも,ビジネスクラスなら家族全員サクララウンジが利用可能です。
ちなみにBAマイルでのJAL利用の場合…
- エコノミークラス往復:22,000マイル
- ビジネスクラス往復:44,000マイル
- ファーストクラス往復:88,000マイル
ということになります。今回はビジネスクラスで関空-台北なので,44,000マイル×4人分=176,000マイルとなります。「え?!176,000マイル?!絶対無理!」となるところですが,陸マイラーなら可能です。
私が今回利用したBAマイルとは少し違いますが,JALの特典航空券を取るならJALマイルですね。JALマイルの貯め方は下記の記事をご参照下さい。
ファストレーンを利用できる特権
ビジネスクラスなら関西国際空港のファストレーンが利用できます。「おお!お父さん,空いているところが使えていいねぇ!」と,家族の評判も上々です。
関西国際空港のサクララウンジへ
というわけで,関西国際空港のサクララウンジに入ります。
こちらです。先ほども述べましたが,ビジネスクラスでなくともJGC修行をすれば入室可能です。
上記一番手前が国際線サクララウンジ名物のカレーライスです。写真を撮りそびれたのですが,入室直後はカレーライスのうち一つが牛丼になっていました。初めて見ました。
往路の飛行機:JL815関空-台北の機材はこちら
今回の機材はこちらです。ビジネスクラスといえば,個室感のある「JAL SKY SUITE」などが有名ですが,今回はこんなシートでした。個室感のあるシートは,個人旅行の場合はありがたいですが,家族旅行の場合はこれで十分ですよね。
ただ,関空-バンコクのときは,上記のシェル型のシートでした。台北だとさらに近距離路線だから仕方がないですよね…。
往路JL815の機内食:洋食と和食をともに紹介
一人で旅行に行くと,機内食の紹介もバリエーションに限界がありますが,家族で行けば分散可能です!というわけで,JALビジネスクラスの洋食と和食の機内食を公開します。
こちらが洋食です。メインはハンバーグでした。赤ワインなかなか
こちらは和食です。個人的には和食の方が好みですかね。「日本発便では和食,海外発便では洋食を選ぶべし」というセオリーもあるといいます。なるほど,という感じでした。
メニューはこちらです。和食のメインはあじの竜田揚げです。
台北に着くとすぐに台湾で使えるSIMに早速差し替え
今回はこちらのSIMカードを購入しました。日本出発前か機内でSIMカードを差し替えれば,台湾に到着してすぐに使えます。5日間限定ですが,上限なしでこの価格はうれしいですね。
もちろん,「台北に着いてから空港で…」という選択肢もありますが,5日間分のネット環境を1,000円未満で日本国内で用意していけるならオススメですね。正直,現地で買うより安いかもしれません。
このようにSIMカードはnano,microのサイズに合わせて抜けるようになっていますので,SIMカードアダプターは不要です。
桃園空港から台北車駅まではMRTを使いました
台北には空港が二つあります。本当は市街地に近い松山空港がオススメなのですが,今回は郊外にある桃園空港でした。
- 松山空港=東京なら羽田,大阪なら伊丹
- 桃園空港=東京なら成田,大阪なら関西
といった感じですね。今回は桃園空港ターミナル2から市街地の台北車駅まではMRT,そこから台北マリオットまでタクシーで行きました。台北のMRTはプラスチックのコインみたいなものが切符です。バンコクのMRTと同じですね。
上記の路線図を見てもらうとわかるのですが,Expressがオススメです。ただ,今回はただでさえ到着予定が21:35と遅めだった上に,やや遅れて到着したので,とりあえずホームに止まっていた各駅停車で移動しました。かなり時間かかりました…。1時間弱ぐらい?
台北マリオットに到着!コンフォートスイート+デラックスキングルームの2部屋を4人で使いました
結局,ホテルに着いたのは23時を回ってました。家族連れだとしんどいですねー。
もううちは子どもも大きいので,1部屋で添い寝というわけにもいかず,2部屋を予約しました。一番安いクラシックキングルームを2部屋,ポイントで予約していたのですが,チタンパワーで1部屋をコンフォートスイートルーム,もう一部屋をデラックスキングルームにアップグレードしてもらいました。上記画像はデラックスキングルームです。
2部屋ともチタン会員の私の名義で予約したのに,なぜ1部屋だけがスイートだったのかというと,上記画像が参考になると思います。
私たちが宿泊したフロアとは違いますが,上記画像の「2303&2305」や「2310&2311」のように,角部屋で2部屋にしてくださったわけです。それで,大きめの部屋がコンフォートスイートというわけです。
コンフォートスイートは,上記のようにリビングルームと…
ベッドルームが独立しています。
ベッドルームの逆サイドはこのようにデスクとテレビで広々です。
バスルームも広かったですね!
というわけで,家族4人でくつろぐときはコンフォートスイートのリビングルームで,寝るときはそれぞれのベッドルームに移動ということで,1リビング+2ベッドルームという感じで使えました。
今回もチタンエリートさまさまのアップグレードでした。SPGアメックスによるゴールドエリートの恩恵,そしてプラチナチャレンジによるチタンエリートの取得については下記の記事をご覧ください。
今回は1泊35,000ポイント×2部屋×3泊をしましたので,計21万ポイントでした。なかなかの出費!
基本的にスターポイントでの宿泊は,もっともグレードの低い部屋での予約になります。台北マリオットであれば,上記のクラシックキングルームです。
キャッシュで支払うと,6,000台湾ドルぐらいですね。日本円で20,000円/泊ぐらいです。
台北マリオットのコンフォートスイートは下記の通り,おおよそ16,000台湾ドルですので,日本円で50,000円/泊といったところです。
つまり,7万円×3泊=約21万円の代わりに,210,000マリオットポイントを使ったことになります。ポイントの使い道としては最善ではないかもしれませんが,「キャッシュアウトをできるだけ避ける」という観点であれば,十分に良い使い道だったのではないかと思っています。
名前入りのメッセージカードを添えたフルーツのサービスもありました。
こちらが台北マリオットのチタン会員のベネフィットです。
- 朝食:7:00~10:30
- オールデイ・リフレッシュメント:10:30~17:30
- アフタヌーン・ティー:14:30~17:00
- ハッピーアワー:17:30~19:30
- イブニング・スナック:19:30~22:00
家族旅行だったのであまり利用しなかったのですが,のちほどいくつかご紹介したいと思います。
2日目の朝食は「永和豆漿大王」で
翌日,目が覚めたので,家族の要望を踏まえて大安駅近くの「永和豆漿大王」に行きました。
こちらですね。とにかくあちこちでこの赤い看板の「永和豆漿大王」を見かけるのですが,チェーン店なんですかね?その辺がよくわかりません。
右奥がしょっぱい豆漿で,右手前が甘い豆漿です。左上は袋から出し忘れましたが,肉まんと饅頭です。あとは揚げパンと大根餅です。定番ですね。美味しかったです。
台北マリオットのプールにて
さて,ホテルに戻ってきまして,元気な子どもたちはプールで泳ぎたいとのことです。というわけで,台北マリオットのプールにやってきました。
こちらのプール,19階のクラブフロアにありますので,チタン会員のベネフィットということになります。どうりですいているわけです。
逆サイドからも写真を撮ってみました。貸し切りですね。ちょっと細い25mプールといった感じです。
あくまでフイットネス向けのピールということで,子ども向けではありません。それでも空いているのでいいですね。
クラブフロアの会員専用ラウンジでハッピーアワーを堪能
さて,プールの後にラウンジにも寄ってみました。ちょうどハッピーアワーの時間帯に訪れたので,お酒もいただけます。
台湾らしく豚の角煮的なおつまみがありました。
もちろん,チーズやクラッカーなど,洋風のおつまみもあります。
新鮮なフルーツもたっぷりと置かれています。平日の夕方だったからか,数組しかお客さんはおらず,ゆったりできました。
デザートもこの通りです。
というわけで,赤ワインをいただきました。これが無料ですから,チタン会員はやめられませんね。
クラブフロアの会員専用ラウンジで朝食もいただきました
こちら,同じクラブラウンジでの朝食です。
転身もありますし,エッグバーでオムレツも作ってもらえます。あと,担仔麺(タンツーメン)もオーダーできます。頼んだんですが,写真を撮るのを忘れてました…,
台北マリオットは松山空港からは近いですが,市街地にはちょっと不便かも
台北マリオットは松山空港からは近いですが,市街地にはちょっと不便かもしれません。
あと,タクシーで「台北マリオット」というと,たいてい「二つあるけどどっちだ?」と聞き返されてしまいますので,
と言うといいかもしれません。
台北マリオットの部屋から近くのカルフールが見えます。その奥に観覧車が見えるのですが…
その観覧車から台北マリオットを撮影してみました。
観覧車を真下から撮った写真はこちらです。なかなか大きいですね。
観光その1:故宮博物館で白菜と角煮を見る
観光もいろいろしました。一つ目は故宮博物館です。建物がちょっと沖縄風ですよね。
故宮博物館はめちゃくちゃ広いので,半日程度で全部見るのは難しいのですが…
とりあえずこの白菜と!
この角煮を見たらいいんじゃないですかね(笑)。
ほかは陶磁器とか掛け軸とか見て過ごしました。入り口で日本語の解説ヘッドホンも借りられるので,時間がある人はそれを聞きながら鑑賞するのがいいかもしれません。
観光その2:台湾総督府でおじさんの無料日本語ガイドを受ける
台湾総督府にも行ってみました。明治時代の日本政府が1895年に建てたのが,この台湾総督府です。現在も中華民国総督府として使用されている建物です。
したがって,警備も厳重で大きな銃を持った警備兵がいます。入場チェックもありますので,パスポート持参で行きましょう。
建物は上から見ると「日」の漢字になるように作られているとのことです。なるほど。
こちらが中庭から撮った写真です。
そして,なんといってもこの台湾総督府で印象に残ったのは,このおじさんです。ボランティアのおじさんだと思うのですが,日本語でどんどん説明してくれます。無料でここまでのガイド付きはすごい!
ちなみに首からぶら下げているIDの裏側に,このおじさんの若かりし日の写真があるのですが,ちょーイケメンでした(笑)。
観光その3:十分でランタン飛ばしをする
比較的に場所が近いので,十分でランタン飛ばしに行ってから,九份に行ってみました。空にランタン(天燈)が舞っているのがわかるでしょうか。
十分はもともと金鉱で栄えた街だそうですが,現在は列車の駅と吊り橋がある観光地になっています。
こちらが十分の駅です。
現在も現役で使われている駅なので,1時間に1本ぐらいはこのように列車が入ってきます。
吊り橋はこんな感じです。肝心のランタン飛ばしをしている写真は,家族がばっちり写っている写真しなかったので割愛します。
観光その4:九份で赤提灯の夜景を眺める
さて,こちらは九份です。「千と千尋の神隠し」の舞台とも言われる…と言われたりしますが,宮崎駿監督は明確に否定しているとのことですね。
【台湾の九份&某旅館はモデル・舞台ではありません】ジブリのデマのまとめ【千と千尋の神隠し】
ま,それでも見る価値のある景観であることには違いありません。
うちはタクシーで行きましたが,最寄りの瑞芳駅まで行って,そこからバスという人も多いようです。
急な階段を上ったり降りたりするので,スニーカーの方がいいかもしれません。
これがメインの建物「茶藝館」です。夕暮れ前はこんな感じで…
日が落ちるとこんな感じです。なかなか雰囲気ありますね。この写真の右の看板に写っている「海悦楼」という茶房からだとよく見えます。
海側もすばらしい眺めです。夕日が沈む頃がもっとも見所ですね。
帰路の飛行機:機内食を紹介します
帰路の機材に関しては,行きのJL815の折り返しのJL814でした。
帰りの飛行機は早朝便だったので,機内食は朝食です。今回は和食のみです。台北発ですが,しっかり美味しい和食でした。
まとめ
なんだかんだで長くなってしまいましたが,家族でのマイル&マリオットポイントでのビジネスクラス&スイートルームによる台北旅行記はこれにて終了です。写真は台北101にある鼎泰豊(ディンタイフォン)での一コマです。小籠包と空心菜炒めです。
このような家族旅行が,ほとんど持ち出し無しで可能になったのは,マイルとポイントのおかげです。上記の記事にマイルやポイントのため方のコツを書いていますので,ぜひご参照ください。
前回はバンコクに同じように,マイルとポイントで旅行に行きました。上記の記事にまとめています。
JGC修行の一環として,単独でバンコクへ旅行したときのことは上記の記事にまとめています。
最後にひとこと。
まさにそう感じた台北への家族旅行でした。みなさんもぜひ,マイルやポイントを貯めて楽しい家族海外旅行をご体験下さい!