京都四条烏丸の萬福は昔懐かしい中華そばのお店
夜の写真なのでより雰囲気ありますね。京都市の中心部,四条烏丸は阪急烏丸駅と地下鉄市場駅が交差する位置にあるのが,上記の「萬福」です。
この位置ですね。四条烏丸の交差点よりも西に信号一つ分,移動した位置にあります。
実は京都駅前(ビックカメラの奥)と伏見に「中華そば 萬福」というお店があり,こちらと間違われやすいです。京都駅前の方は「第一旭」を彷彿とさせる濃いめ醤油のネギ盛りラーメンです。こっちも好きなんですけどね。
今回,ご紹介する「萬福」は四条烏丸の方ですのでお間違えなく!
萬福は「昔ながらの京都の食堂」というのにふさわしい年季の入ったお店
これは店内の座席から先ほどの入口の方を向いて撮った写真です。正直,雑然としていますよね。でも,こういうお店,地元にありませんでしたか?
四条烏丸の萬福は,この京都の地で創業70年にもなる伝統あるお店です。
ラーメン屋というよりも,サラリーマンの常連さんが立ち寄ってビール片手に談義,そして締めに中華そば…ってなお店です。
- 営業時間 :12:00~24:00
- 定休日:日曜日
食堂ですが24時までやってますので,飲みにいった後に立ち寄れます。四条烏丸ですから,周辺にホテルも多いですしね。
萬服はもともとうどん・そばのお店
もともとは中華そばではなく,うどん・そばの店だったとか。メニューの一番左が「うどん」であるところからわかりますね。この立地でうどん460円は安い。
中華そばはなんと手書きです(笑)。しかも何故か赤字。中華のイメージ?とにかく伝統のあるお店です。
萬福の店内には著名人?の色紙が多数
レトロな店内を眺めながら注文した中華そばを待ちます。店内には著名人?の色紙が所狭しと貼られています。
私がこの店に初めて来たときのことはよく覚えています。高校生の頃,京都で自由集合・自由解散という自由すぎる遠足がありました。そのときに,このレトロな店構えに惹かれてふらりと入ったのです。
おそらく当時も中華そばを食べたんじゃなかったかなぁ…と思います。もっと値段も安かった記憶もあります。いまでも650円と安めですが。
萬福の中華そばはいかにもオーソドックスな鶏ガラベース
さて来ました!いかにもオーソドックスな中華そばです。チャーシューは650円の割には意外にも3枚しっかり。あとはもやしにメンマにネギ,これぞ「ラーメン」って感じですね。
実は………
特別に美味しい!というわけではありません(失礼)
でも,たまに来たくなっちゃうんですよね。そういう味です。やさしい味というか,懐かしい味というか…。
スープは鶏ガラですが,透き通っているわけではありません。ちょっと濁った感じ。コクがあります。かといって,決して流行のこってりラーメンではありません。ザ・中華そばです。
麺はいまどきの太麺ブームだと「細麺」と言いたくなるところですが,伝統的な中太麺ですね。まさに「中華そば」というときにイメージする太さと黄色さ(卵麺)です。
まとめ
京都市内はラーメン激戦区でもあります。流行に乗ったラーメン屋が次々と現れては消えていく日々です。
そんな中で70年の時を刻み続ける四条烏丸の萬福は,いかにも京都のラーメンっぽくはないかもしれませんが,「ここ京都でこそ」というノスタルジックな気分を感じさせてくれます。
非常に便利な立地にあります。外国人観光客の方にも喜ばれるレトロなお店なので,覚えておくとよいお店かと思います。
ただし,しつこいようですが…
中華そばのお味は普通です(失礼)
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