マイカラーがLINEポイントクラブに変更で,LINEスマート投資は対象外に
本記事で紹介している「LINEスマート投資で毎週2,000ポイントGET」というワザは,2020年5月1日にマイカラーからLINEポイントクラブへの変更で終了となりました。
というのは,2020年5月1日のLINEポイントクラブのマイラインク制度では,プラチナで最大3.0%還元ですが…
上記の図の「オンライン支払い(※1)」にご注目ください。
「オンライン支払い」について,「スマート投資(ワンコイン投資)」が対象外と明記されました。
LINEスマート投資は500円から始められるワンコイン投資です
ワンコイン投資がキャッチフレーズのLINEスマート投資をご存じでしょうか?
投資というと非常に縁遠いものと感じる人も多いと思います。しかし,老後2000万円問題が話題になったように資産運用は庶民にとっても真剣に検討する一つの方法となっています。
ただ,「投資した先をいちいち確認するのは面倒…」という方も多いかと思います。
そんな方にうってつけなのが,LINEスマート投資です。いつも使うLINEアプリでいつでもすぐに確認できますので,投資が身近なものに感じられます。
しかも,積み立てはワンコイン500円からという手軽さです。
本記事では,そんなワンコインから始められるLINEスマート投資について解説していきます。
LINEスマート投資の3つのメリット
LINEスマート投資のメリットは上記の3つに集約されます。
- ワンコイン500円からの積立投資
- LINE Pay残高から自動引き落とし
- 運用は全自動で低リスク重視(債券比重多めで変動少なめ)→株式30%:債権60%ぐらい
ワンコインからというのが最大のセールスポイントであることは間違いありません。さらに,LINEアプリからいつも確認できるLINE Pay残高から引き落としというのもわかりやすいですね。
運用が全世界の株式・債券に全自動で投資というのは,ロボアドなど多くのシステムで採用されていますが,LINEスマート投資はより低リスク志向(変動少なめ)の運用となっています。
もちろん,大きく儲かると嬉しいのですが,逆に大きく損をするのが高リスクです。株式に比べると債券は比較的下落に強く,変動が少なめの安定運用になります。LINEスマート投資では,債券の比重が高めの低リスク運用なのが特徴です。
なぜ低リスク投資がオススメなのか?長期運用による安定性を重視したい
投資の基本的な考え方は「成長」です。全世界の経営者は自社の成長のために懸命の努力をしています。
もちろん,運悪く業績が低下したり倒産する会社もあるでしょう。しかし,世界全体では誰もが成長を真剣に願って切磋琢磨しているわけです。
というわけで,この仮定が正しければ,世界経済はおおむねゆっくりではありますが,長期的には上昇するはずだというのが投資の基本的な考え方になります。
たとえば,1980年頃から2019年までのNYダウ株式指数は上記の通り右肩上がりとなっています。
もちろん,これにはカラクリもあって,NYダウはわずか30社で構成されており,下降基調の企業は外し,上昇基調の企業を組み入れることで成長を演出してきたという側面はあります。
ただ,それでも投資信託が上記のようなNYダウや日経平均株価を基準にする限り「長期的には上がる」に投資するのは(あくまでも現時点では)ベターな選択肢ではないでしょうか。
ワンコイン投資の始め方1:「FOLIO ウェルカムレター郵送方式」
LINEスマート投資を始めるまでのステップはわずかに3つです。
- LINEスマート投資の口座開設(無料)をする
- LINE Payの利用開始(無料)をする
- LINE Payに銀行口座を登録する
もともとLINE Payを使っている人は,よりお手軽ですね。
- マイナンバー(個人番号カード)
- マイナンバー(通知カード)と「運転免許証・パスポート」のうち1つ
- マイナンバー(通知カード)と「保険証・住民票・年金手帳」のうち2つ
必要書類は上記の通りです!ご用意の上,お申し込みください。
鋼材開設申込み後に,「FOLIO ウェルカムレター」が郵送されますので,これをもって本人確認完了となります。
ワンコイン投資の始め方2:「スマホで完結、本人確認」
さらに,最短翌営業日に口座開設できる「スマホで完結、本人確認」もあります。
「スマホで完結、本人確認」の利用方法
- 「口座開設のお申し込み」ページにてプロフィール、連絡先情報を入力します。
- ご本人確認で「スマホで完結、本人確認」を選択します。(「スマホで完結、本人確認」を選択されない方は 「郵送でご本人確認」でお申し込み可能です)
- 本人確認書類(運転免許証もしくはマイナンバーカード)のいずれか1つ選択します。
- 本人確認書類の表面を撮影してアップロードを行います。
- 顔と本人確認書類が枠内に収まるように撮影を行います。
- 本人確認書類の厚みと顔のランダム撮影を行います。
- 撮影した書類と画像を「送信」して申請完了です。
「スマホで完結、本人確認」の手順は上記の通りです。郵送を持つ時間が不要なので,とにかく早いです。
スマホのカメラで本人確認書類を送り,自分自身の顔写真も送るわけですね。
「とにかく早く口座開設したい!」という方にはオススメです。
【改悪】LINEスマート投資の積立投資額は「マイカラー」対象でしたが,2020年4月30日で終了しました
LINEスマート投資による積立投資額は,「LINE Pay」のマイカラー制度の対象でしたが,マイカラー制度は2020年4月30日に終了しました。
2020年5月1日から始まったLINEポイントクラブのマイラインク制度では,LINEスマート投資はポイント還元対象から外されました。残念です。
【過去の記録】LINEスマート投資の運用成果を報告!10万円積立で毎週2,000P(2%)をもらえた
本項目は過去の記録です。2020年5月1日以降はLINEスマート投資でLINEポイントは付与されません。
2019年11月13日に1回目の引き落としがあり,そこから10万円×6回を積み立てたので,結果をご報告します。上記の利益は,たまたま株価が上昇したからですが…
当時は10万円ずつ積み立てると,LINEマイカラーがホワイトだった11月は500P(0.5%),グリーンになった12月は2,000P(2.0%)がもらえました(2020年4月30日で終了)。
このように,LINEスマート投資の積立額もLINE決済に含まれますので,10万円ずつ積立なら確実にマイカラーがグリーンになったのです。
上記のように,株式30%に対して債権60%ほどなので,株が下落したとしても比較的にダメージは少なめです。その分,上がるときも控えめにはなりますが。
毎週火曜日に2,000Pずつ入ってくるのが楽しみでした。またLINEスマート投資がポイント付与対象になりませんかねぇ…。
LINEスマート投資の積立を利益確定(売却)するときの注意点
「運用状況を詳しく見る」の最下部に赤字の「売却する」というボタンがあります。
ここでLINEスマート投資を売却する場合の注意点をお知らせしておきます。
2020年2月13日までは上記のように,総額(609,933円)を売却しようとすると,「571,726円以上の売却は、全額の売却(解約)となります」と表示されていました。
これは過去には「保有ETFの時価評価額の95%以上の金額を指定する売却の場合は解約」というルールがあったからです。
しかし,2020年2月14日から「全額の売却時にワイコイン投資一任契約の継続又は解約を選択できる機能」が実装されました。
上記のように,全額売却しようとすると「ワンコイン投資を続けますか?→続ける/解約する」という選択肢が出るようになったため,自動解約にならずに済みます。
あと,2019年12月1日より出金手数料が300円かかるようになりました。
LINEポイントを使ってLINE証券で株を買うことができる
「LINEポイントがいくら貯まっても使い道がなぁ…」と思われるかもしれません。実は「LINE証券で株を買う」という非常に有効な使い道があります。
LINEスマート投資(株式会社FOLIO運営)と,LINE証券(LINE運営)は別モノです。
- LINEスマート投資→LINE Payで購入,銀行口座に出金(手数料300円)
- LINE証券→LINE PayかLINEポイントで購入,銀行口座に出金(手数料220円)
つまり,LINEポイントでLINEスマート投資に再投資することはできませんが,LINE証券で株やETFなどを買うことはできるのです。
上記は,6,751円分をLINE証券での株式購入をした画像です。
LINE証券で購入した株式やETFは特に売却の制限もありませんので,不要になれば売却して出金可能です。
LINEデリマのポイントバックキャンペーンもオススメ
もう一つ,LINEポイントの有効利用の方法として,たまにおこなわれる1日限定のLINEデリマポイントバックキャンペーンもオススメです。
還元%や上限Pは,そのときによって違いますが,タダで手に入れたLINEポイントで出前を取って,50%以上のLINEポイントが還元される美味しいキャンペーンとなっています。
まとめ
本記事では,500円のワンコインから始められるLINEスマート投資について解説してきました。
- ワンコイン500円からの積立投資
- LINE Pay残高から自動引き落とし
- 運用は全自動で低リスク重視(債券比重多めで変動少なめ)
という3つのメリットがあります。
2020年4月30日までは「マイカラー」対象で,積立額の最大2%がLINEポイントで還元されていたのですが,改悪となったのは残念です。
- LINEポイントでLINE証券の株が買える
ちなみにLINEポイントの出口戦略として,上記のメリットも大きいですね。
興味を持たれた方は,ぜひLINEスマート投資の口座開設をしてみてください。とりあえずは500円ずつ投資しして,その増減に一喜一憂するのも良い経験だと思います!
LINEポイントで株が買えるLINE証券は下記からどうぞ!
とても参考になりました。
そこで質問なのですが、利益を確定させて出金した場合は、税金の20%が既に引かれた金額が入金されるのでしょうか?
他に、どこかで為替のリスクもあると記載があったのですが、それはワンコイン投資を選ぶ際にわかるものなのでしょうか?
ご存じでしたら教えていただけますと助かります。
匿名さま
コメントありがとうございます。まず、税金ですが特定口座(源泉徴収あり)で口座を作成していれば、当然ながら税金は引かれています。特定口座(源泉徴収なし)や一般口座だと引かれてません。
為替のリスクについては、一般的な投資信託と同じく円高になればマイナス、円安になればプラスに影響します。ただ、よほどのふれ幅がなければ問題ないと思います。
ご回答いただきありがとうございます!
それでは特定口座の源泉徴収ありを選べは、売却時にプラスになっている金額から20%が引かれた金額が出金すると振り込まれる認識でよろしいでしょうか?
為替の件は、外国の株?なども自動的に含まれているということでしょうか?
自分でも割合は把握できるのでしょうか?
コメントよろしいでしょうか?
週に10万投資、月40万投資したら40万出金。
その次の月にまた週に10万投資…月末40万出金。
このようなやり方はできますか??
出金したら投資はストップになるのでしょうか?
それとも出金しても自動的に投資されるのでしょうか?
初心者ですみません。よろしくお願いします。
投資初心者さま
コメントありがとうございます。記事内でも説明していますが,全体の95%以上を出金すると自動積み立ては停止になります。
逆に言えば,95%以内の出金であれば,出金後も毎週の自動積み立ては自動的に続きます。
そして,自動積立の趣旨に反しない範囲であれば,出金は投資者の自由であると思いますが,それがどの程度であるかは私にはわかりません。あくまでLINE(株式会社FOLIO)の判断次第ということになります。
出金は1カ月に1回で大丈夫なのでしょうか?
ギャラクシーさま
コメントありがとうございます。毎週でなければ大丈夫だと思うんですが、判断はLINE次第です。