ドコモのキッズケータイプラスは月額540円で維持可能！家族間通話無料！

ドコモのキッズケータイプラスは12歳以下限定だが月額540円維持可能

ドコモは2016年11月1日から，新プラン「キッズケータイプラス」を開始しました。12歳以下のお子さまの利用者登録が必要なのと，キッズケータイ（F-03J，HW-01G，HW-01D，HW-02C）の持ち込み機種変更が必要ですが，F-03J以外の旧機種はヤフオクなどで安価で入手可能です。

「HW-01G」の平均価格は1,249円｜ヤフオクなどのオークション情報が満載

「HW-01D」の平均価格は930円｜ヤフオクなどのオークション情報が満載

「HW-02C」の平均価格は994円｜ヤフオクなどのオークション情報が満載

また，お子さま一人につき，1回線のみ契約可能です。というわけで，12歳以下のお子さまがいらっしゃるご家庭では，既存の余っているドコモ音声回線を有効活用でき，なおかつ安く維持できるプランとなっています。

料金プラン「キッズケータイプラス」の概要

報道発表資料 : キッズケータイ専用料金プラン「キッズケータイプラス」を提供開始 | お知らせ | NTTドコモ

お申込み条件※4

カケホーダイプラン（カケホーダイライトプラン®を含む）及びパケットパック※5 をご契約で、12歳以下のお子さま※6 がいらっしゃるお客さま※7

提供開始日

2016年11月1日（火曜）

お申込み方法

ドコモショップ、ドコモオンライン手続きまたはインフォメーションセンターでお申込み下さい。

※1　「カケホーダイプラン」「データプラン」が代表回線となるシェアグループへの参加が必要となります。
※2　2年定期契約の場合の金額です。2年間同一回線の継続利用が条件となります。2年定期契約期間内での回線解約・定期契約のない料金プランへの変更時などには、9,500円の解約金がかかります。最初の2年定期契約満了後は、解約金なしでの解約が可能です。
※3　ファミリー割引グループ内の通話が無料です。
※4　お子さま一人につき、1回線のみ契約可能。
※5　「データSパック®」、「データMパック®」、「ウルトラデータLパックTM」、「ウルトラデータLLパックTM」、「シェアパック®5」、「シェアパック10」、「シェアパック15」、「ウルトラシェアパックTM50」、「ウルトラシェアパック100」です。「シェアオプション」ご契約者も含みます。
※6　お申込み時に登録された利用者が12歳以下であることが条件です。
※7　キッズケータイをご利用いただくことが条件です。

シェアグループへの参加が必要だが，シェアオプション（月額540円）はかからず

条件を順に確認していきましょう。まず，キッズケータイプラスは，「カケホーダイプラン」「データプラン」が代表回線となるシェアグループへの参加が必要です。単独回線では使えません（※1）。ただし151に確認したところ，2台目プラスの子番号でも対象になるとのことです。

月540円維持になるポイントは，シェアグループへ参加はするけれども，シェアオプション（月額540円：税込み）がかからないという点です。デバイスプラスと同じ扱いというわけですね。もちろん逆に言えば，キッズケータイプラスでは，キッズケータイの使用が義務づけられていますので，シェアグループに入っていてもパケットは使えません。

2年定期契約ありで月額540円，ただし2年経過後はいつでも解約金なし！

次に2年定期契約についてです。月額540円（税込み）維持のためには，2年定期契約に入る必要があります。その場合，2年以内の解約には10,260円（税込み）の解約金が必要になります。2年定期契約無しの場合は，月額1,080円（税込み）になります（※2）。最初から使う月数が短いことが予測される場合は，2年定期契約無しも考慮しましょう。

ただ，解約金無し期間が2ヶ月しかない「ずっとドコモ割コース」と違って，キッズケータイプラスでは，最初の2年定期契約満了後は解約金なしでの解約が可能です。ここはちょっと注目のポイントですね。

キッズケータイプラスはファミリー割引グループ内通話無料

さらに通話料ですが，ファミリー割引きグループ内では通話無料です（※3）。それ以外にかけるには，20円／30秒と割高です。ただ，キッズケータイは家族間でしかかけられないように機能制限ができます。

キッズケータイプラスに登録するための方法

また，先にも述べたように，キッズケータイプラスは12歳以下のお子さま一人につき1回線のみ契約可です（※4）。そして151に確認したところ，申し込み時に，12歳以下のお子さまの利用者登録（※6）と，キッズケータイ（F-03J，HW-01G，HW-01D，HW-02C）の持ち込み機種変更が必要とのことです（※7）。もちろん，まだ販売中のHW-01Gの一括0円などがあれば，それでもいいですね。

キッズ割は2016年11月30日をもって新規受付終了

現在のキッズケータイ向けの施策「キッズ割」は，キッズケータイプラスの登場と入れ替えに，2016年11月30日をもって新規受け付け終了となりました。

キッズ割 | 料金・割引 | NTTドコモ

キッズケータイの新規契約が必要とはいえ，12ヶ月間は月額0円で維持可能なプランです。もし，いまキッズ割が適用されているお子さまの回線があれば，月額0円期間が終了するまでは，キッズケータイプラスへの切り替えはしないようにしてください。

12ヶ月間の月額0円期間が終わると，「タイプシンプル バリュー」の月額料金802円（税込み）がかかるようになりますので，維持費は月額540円のキッズケータイプラスの方が安くなります。

ただし，キッズ割はシェアグループ加入や2台目プラス加入という条件がなく，単独での維持が可能なので，シェア代表回線がないご家庭（お子さまはドコモだが，保護者はauなど）の場合は，タイプシンプルバリューのままの方がよい可能性もあります。ご注意ください。

キッズケータイプラスは基本プラン変更なので2年定期契約がまき直しに

少し気をつけて欲しいのは，キッズケータイプラスは基本プランなので，2年定期契約が一からまき直しになるという点です。

例えば，上記の基本プランはカケホーダイプラン／カケホーダイライトプランのような音声プランと，データプランは別表として示されています。同じように，キッズケータイプラスや，デバイスプラスも別表として示されています。つまり，キッズケータイプラスは，音声プラン←→データプランの変更と同じく，2年定期契約のまき直しになるということです。下記は「ずっとドコモ割コース」など，一般的な2年定期契約の考え方です。

たとえば，2016年4月にお子さまが入学なさった機会にキッズ割でキッズケータイを新規契約されたという場合，2017年3月までキッズ割の月額0円期間があります。

• 2017年4月にキッズケータイプラスにプラン変更した場合：2年定期契約のまき直しにより，解約金がかからない月は2019年5月以降に（ただし，2年経過後はずっと解約金かからず）
• 2017年4月以降もキッズケータイプラスにせずにタイプシンプルバリューのままの場合：解約金がかからない月は2018年5月・6月に（ただし，2018年7月以降は2年定期契約自動更新で，次は2020年5月・6月まで解約金ありに）

つまり，上記のようなことになります。もうすぐ2年定期契約が24ヶ月目になるという方は，キッズケータイプラスの適用は少し考えてからなさった方がよいかと思います。

2年定期契約の確認方法

2年定期契約の確認方法を簡単に説明しておきます。

まず，マイドコモにアクセスします。そして，「ドコモオンライン手続き」の「ご契約内容確認・変更」を選択します。すると，「料金プラン」の中の「ご契約プラン」のところに下記のように表示されます。

この回線は，2012年5月30日に契約してからずっと保持していますので，2年定期契約を2回更新して，3回目のサイクルということですね。

まとめ

ドコモのキッズケータイプラスへの変更は，基本プランの変更になるので2年定期契約がまき直しになる点は注意が必要ですが，小さなお子さまがいらっしゃる家庭で，お子さまにキッズケータイを持たせたいという場合には維持費540円で家族間通話無料にできます。

また，新規契約をしなくとも，ヤフオクなどで安価にキッズケータイを入手して持ち込み機種変更でOKとのことなので，既存回線を有効活用し，なおかつシェアオプション（月額540円）なしで維持費をおさえることが可能です。

12歳以下のお子さまのいらっしゃるご家庭であれば，ご検討いただくとよいのではないでしょうか。お役に立てば幸いです。

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