JAL国内線機内インターネット無料キャンペーン
JAL国内線機内Wi-Fiサービスは,ANAと比較して「使える」と評判です(最近,遅い気もしますが…)。そのJAL国内線機内Wi-Fiサービスが,2017年8月31日(木)まで期間限定の無料としていました。
それが,2017年6月20日(火)に「ずっとWi-Fi無料宣言」が出されました。これで期間限定ではなく,離陸5分後から着陸5分前までの間,完全無料でWi-Fiサービスを利用できるようになります。
さて,私ごとですが,せっかく2016年にANAのSFC修行を解脱したにもかかわらず,それを使わずに2017JGC修行 に突入しております。とはいっても,伊丹-羽田往復といういかにもな修行らしくない路線です。まずは下記のラウンジキャンペーン狙いです。
さて,そのときにJAL国内線機内Wi-FiサービスGogoの15分無料キャンペーンを試してきたので,その体験談を書きたいと思います。ちなみにANA国内線のWi-Fiサービスは,40分550円または550マイル(!)ということで,「わざわざお金出してまではなぁ…」というのと,「遅くて使い物にならない」という評判を聞いていたので試したことがありません。
それに対して,JALは2017年8月31日まで期間限定ではなく無料のキャンペーンをやっていますので,これはぜひ試さねば!と思いました。
JAL国内線でWi-Fiサービス対応機はSKY NEXT対象便
さて,このJAL国内線機内Wi-Fiサービスは,JAL SKY NEXT対象便限定となります。
とはいっても,上記を見ていただければわかるように,東京発着便を中心に,かなりJAL SKY NEXT対象便は幅広いです。もちろん,上記の運航航路全便が対象ではありませんので,下記のサイトで搭乗便がJAL SKY NEXT対象か検索してみてください。
対象機器は無線LAN対応端末ならスマホ・タブレット・PC問いません
JAL国内線機内Wi-Fiサービスは,衛星通信を利用しているとはいえ,一般的なWi-Fiサービスなので,無線LAN対応端末なら,スマホ・タブレット・PCなど端末の種類は問いません。
対象機器
お客さまがお持ちの無線LAN対応端末(スマートフォン、タブレット、ノートパソコンなど)
400円/30分だったのが,2017年6月20日からずっと無料
もし,有料だったとしても,400円/30分はANAよりも安いです。無料キャンペーンで実際の速度などを試した感覚としては「それぐらいなら払ってもいいかな」と思いました。
さらに,時間制ではないフライトプランもあり,羽田-那覇のような中距離便でもスマホなら700円です。これもありかなと思います。
ただ,1,200マイルで国内線Wi-Fiクーポン2枚は,マイルの価値から言うと無しですかね。私としては。さらに,永年無料になったことでメリットはなくなってしまいましたが,JMBサファイア(前年50,000FOP以上or50回以上搭乗)ならキャンペーン登録で,「国内線Wi-Fi無料お試し電子クーポン(60分)<JAL国内線Wi-Fiパス>」を「JMBダイヤモンド会員:80枚/JGCプレミア会員:80枚/JMBサファイア会員:50枚」もらえます。
JALマイレージバンク – JALグループ国内線Wi-Fi 電子クーポンプレゼント
これ,どうなるんですかね?単にキャンペーンそのものが消滅しちゃうのでしょうか。それとも何か補償のようなもの(国際線の60分無料クーポンに振り替えとか)はあるのでしょうか。JMBサファイア以上の人は,ちょっと気にしておいたらいいことあるかもしれませんね。
JAL国内線機内Wi-Fiサービスの利用方法は?
さて,肝心の利用方法についてご説明いたします。私はスマホでしか使いませんでしたので,スマホメインになりますが,PCでも大きくは変わらないと思います。
私が使った無料キャンペーン期間中は上記画面は表示されないようでした。なにしろ全部無料ですからね。今後はどのような画面になるのでしょうか。
さて,上記にもあるように,JAL国内線機内Wi-FiサービスはGogoというインターネット接続サービスプロバイダが提供しています。
JALだけではなく,デルタ航空もこのGogoを使っているようです。JALのGogo搭載機は以下の通りです。
私が搭乗した往路のJAL102(伊丹-羽田)は767-300(B763),復路のJAL139(羽田-伊丹)は777-200(B772)でした。
Gogoアカウントの登録は搭乗後でも可能
上記にもあるように,JAL国内線機内Wi-Fiサービスを使用するにはGogoアカウントの登録が必要です。搭乗前の登録がスマートかと思いますが,私は急に思い立って,機内で登録しました。Gogoアカウントの登録は機内でもOKです。
Gogoアカウントの登録に必要な情報
Gogoアカウントの登録には,下記の情報の入力が必要となります。
- お名前(姓)
- お名前(名)
- メールアドレス
- パスワード(半角英数字6文字~25文字)
- 居住地(日本)
- 秘密の質問(あなたの出身地は?/両親が出会った場所は?/小学校の名前は?/最初の職場のある都市は?)
- 秘密の質問の答え
居住地は都道府県ではなく,「日本」でOKです。秘密の質問は4種類です。
Gogoアカウント登録を済ませて,改めて15分無料プランを購入すると,登録したメールアドレスに下記のような明細が届きます。
間違いなく0円ですね!JAL素晴らしい!!
無料キャンペーン時の明細
2017年2月1日から無料キャンペーンが実施されていました。完全無料キャンペーン中の利用明細は下記の通りとなります。
「ご利用サービス名」が,「15分無料」から「無料インターネット」に変わりました。些細な変化ですがご報告まで。
機内での接続はごく簡単です
機内インターネット無料キャンペーン(機内Wi-Fiサービス) – JAL国内線
一度,Gogoに登録してしまえば,次からの利用手順は極めて簡単です。離陸時には機内モードにするので,機内での設定時には機内モードになっていると思います。iOSでもAndroidでも機内モードのままWi-FiのみONにすることは可能ですので,機内モードのままWi-FiをONにします。
そして,Wi-Fi設定で「gogoflight」を選択して,ブラウザを起動して「接続」をクリックするだけです。
足し算や引き算の画面が追加されてました
実際に無料キャンペーンになってからのJAL国内線機内Wi-Fiサービスを利用してきました。スクリーンショットを撮り忘れたのですが,Gogoのログイン画面でメールアドレスとパスワードを入力した後に,「6+7」とか「9-2」などの簡単な計算をする認証画面が挟まるようになっていました。
「JAL国内線 機内Wi-Fi」アプリを活用しましょう!
さて,JAL国内線機内Wi-Fiサービスを利用するだけなら,ここまでで十分なのですが,スマホだとChromeのようなオートコンプリート機能が使えるわけではありませんので,機種によってはその都度,パスワードの入力が求められることもあり面倒です。しかも,しばらく飛行機に乗らないと,パスワードを忘れかねません(笑)。
そこで便利なのが,「JAL国内線 機内Wi-Fi」アプリです。
JAL国内線 機内Wi-Fi – Google Play の Android アプリ
詳しくは上記のHPを見ていただければ十分なのですが,かいつまんで説明していきたいと思います。
アカウント登録を新規におこなう場合は上記のようになります。
もし,これまでにGogoアカウントを作成して使用したことがあれば,上記のようにログインしていただけばOKです。次回からメールアドレスとパスワードの入力が不要になり,手間が省けます。
あとは,事前に料金プランを購入して利用する機能などがありますが,無料キャンペーンが使える現状では利用する機会はないでしょう。
個人的にはあまり興味は無いのですが,アプリ経由でエンターテインメントとして,動画や到着地情報,クーポンなど無料コンテンツにもアクセス可能です。
JGC修行として興味深いのがアプリのスタンプ機能!
この「JAL国内線 機内Wi-Fi」アプリは,「ログインが便利になる」というだけでも十分に価値がありますが,JGC修行僧が喜びそうなマニアックな機能が実装されています。それは「スタンプ機能」です。無料でお使いいただけます。
上記の画像を読んで字の如くですが,アプリにログインしてJAL国内線機内Wi-Fiサービスに接続すると,アプリ内にボタンが表示されるので,スタンプを収集できます。
そもそも,JGC修行にしても,SFC修行にしても,基本的に趣味の世界であることは疑いようもなく,そして飛行機に乗ることが趣味の御仁は収集癖がある傾向もある気がしますので,これはなかなか面白い機能だなと思います。
さらにマニアックなことを言えば,本アプリのフライトスタンプは,機種変更した場合もちゃんと移行が可能です。完璧にスマホゲームですね(笑)。面白いです。
移行の方法は下記サイトをご参照ください。
JAL国内線 機内Wi-Fi – Google Play の Android アプリ
肝心の速度は?!
さて,肝心のWi-Fi速度ですが…計測を忘れてました(笑)。ただ,Gogoアカウントからログインしたときに,「動画サービスなどは利用できません」といった記載がありました。実際に,Q&Aでも下記のような記述があります。
Q26. ビデオストリーミング動画サイトを利用できません。
A26. Webサイトからのビデオのストリーミングには多くの帯域幅が必要となり、機内では地上と比べてパフォーマンスが劣ります。
したがって,メールやTwitterのテキスト情報のやりとりは可能という程度という認識でOKかと思います。ただ,私が使用した感じでは,Twitterの画像の表示はスムーズでしたし,解像度の低い画像はアップも可能でした。JAL国内線機内Wi-Fiサービスは思ったよりも使えるという印象です。
YouTubeを見てみました
無料キャンペーン中にJAL国内線機内Wi-Fiサービスを利用して,YouTubeを見てみました。
武井壮の100m対決が駒落ちすることなく,スムーズに見ることが出来ました。なかなか安定した速度だと思います。
しかし,何らかの規制が入っているのか,Speed Testは下記の通り起動できませんでしたので,測定不能でした。
どうでもいいですけど,武井壮めちゃくちゃ速いですね。さすが元十種競技日本記録保持者!並の筋肉タレントとは桁が違います。本職のすごみ。
まとめ
個人的に飛行機というのは,ドアクローズしたら電話やインターネットから隔絶された世界になるというのが常識でした。これは,デメリットばかりではなく,メリットもあり,職業によっては「どこで何をしていようとも電話がかかってくる」ということがあり,その意味で飛行機は隔絶された天国であるという認識でした。
しかし,機内Wi-Fiサービスを使っていると,「うーん,便利!でもこれじゃ,あんまり陸と変わらない…」という印象もあり,テクノロジーの発展と目に見えない呪縛との相関に思いを馳せた次第です。
それはさておき,孤独な修行をより楽しくするためには,必須のサービスであるとも言えます。SFC修行のためにも,ANAさんにも導入して欲しいですよね!
あとはアプリで認証がスムーズになるという点と,ぜひスタンプ機能をフル活用して,ノートや手帳にリアルスタンプを集めた少年の日の思い出を思い返しながら修行を楽しんでいただければという感じでしょうか。お役に立てば幸いです!
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