iD(アイディー)ってご存じですか?
iDという電子マネーはご存じでしょうか?
このマークが目印です。セブンイレブンやファミマなど主要なコンビニや,マクドナルドなどで使えます。
代表的なところでこんなお店です。思った上に広い範囲で使えます。
もし,あなたがiPhoneをお使いなら,Apple Payにdカード(クレカ)を登録してスマホだけで支払い可能です。
Androidでも,dカードminiというスマホアプリで決済可能です。dカードminiは,ドコモ契約必須ですがdカード不要という特徴があります。
iDの使い方はとても簡単です。支払時に「iD(アイディー)で!」と伝えて,dカードもしくはスマホをタッチするだけです。
iDキャッシュバックは毎月のiD利用額から引かれます
さて,それでは今度は「iDキャッシュバック」とは何でしょうか?上記のように,dカードの専用サイト「iDキャッシュバック照会」から確認できます。
iDキャッシュバックは,いわば「前払い式電子マネー」のようなものです。そもそも,iDはポストペイ(後払い式)電子マネーなので,利用した翌月に上記のように請求が来ます。
そして,iDキャッシュバックを持っていれば,その分だけ「iDキャッシュバック充当」という名目で差し引かれ,残った分だけ支払えばOKということになります。
iDキャッシュバックの利用期間と有効期限
iDキャッシュバックは毎月16日が起算日になります。上記の例だと,3月1日~31日のいつ交換しても,起算日は3月16日になり,6ヶ月後の9月15日までが有効期間となります。
と思ったかもしれませんが,ご安心ください。使い切れなかったiDキャッシュバックは,少し(例えばdポイント→iDキャッシュバックは100ポイントから交換可能)でも追加すれば,追加分だけでなく持っている全てのiDキャッシュバックの利用期限が最新状態(つまり6ヶ月後の15日)に更新されます。
iDキャッシュバックを手に入れる方法1:dカード/dカードGOLDの発行
dカードやdカードGOLDを発行すると,キャンペーンでiDキャッシュバックがもらえます。
どれぐらいのiDキャッシュバックがもらえるかは時期によって違いますが,まとまった額がGET可能です。
それだけではありません。dカード/dカードGOLDは,特にドコモユーザーにとっては非常にメリットの大きいクレジットカードなのです。興味のある方は上記の記事をどうぞ。
iDキャッシュバックを手に入れる方法2:dポイント(期間・用途限定もOK)からの交換(月40,000ポイントまで)
さて,iDキャッシュバックを手に入れるもう一つの方法は,dポイントからの交換です。上記は,dポイントクラブアプリの画面です。これの再下段「つかう」から交換します。
上記のキャンペーンなどで,大量のdポイントをため込んだ方も多いと思います。iDキャッシュバックを使えば,dポイントの使い道・使い勝手が広がります。
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しかも,2020年4月1日からdポイント(期間・用途限定)がiDキャッシュバックに交換できるようになりました。
ついでに,2,000ポイント単位だったのが100ポイント単位で交換できるようになりました。
dポイント(期間・用途限定)は,上記のふるさと納税もオススメです。
さて,つづけましょう。再下段の「もっとみる」をタップしてください(以前は「交換商品」でしたが変わりました)。
上記の画面が表示されたら,続いて「iDキャッシュバック」をタップします。
「iDキャッシュバック(dカード)」と「iDキャッシュバック(d払い(iD))」がまぎらわしい
さて,ここが重要です!iDキャッシュバックコースには,上記の「iDキャッシュバック(dカード)」と…
上記の「iDキャッシュバック(d払い(iD))」があります。
- iDキャッシュバック(dカード)要dカード(ドコモ回線不要):dカードをかざしたときだけ有効(Apple Pay・Android iDアプリ含む)
- iDキャッシュバック(d払い(iD))要ドコモ回線(dカード不要):ドコモのおサイフケータイ(Android)をかざしたときだけ有効
上記の関係になります。ややこしいのは,ドコモのおサイフケータイ(Android)の場合,どちらも設定可能になっていることです。
基本的に,Androidの方もdカードをお持ちの場合は「iDキャッシュバック(dカード)」を選択し,AndroidのiDアプリにdカードを設定することをオススメします。
iPhoneの方は,「iDキャッシュバック(dカード)」を選択し,Apple Payにdカードを設定することになります。
dポイント→iDキャッシュバックへの交換は100ポイント単位で月40,000ポイントまで
そして,dポイント→iDキャッシュバックへの交換は100ポイントを1口として,月40,000ポイントまでです。
6ヶ月という有効期間がありますので,毎月40,000ポイント交換する人はいないと思いますが…。
また,dポイントのポイント共有グループが対象となりますので,上記の場合,家族4人で月40,000ポイントが交換上限となります。
dカードの家族カードを利用した場合もiDキャッシュバックは充当される
さて,dカード/dカードGOLDは家族カードを発行できます。クレジットカードを使い慣れている方なら常識でしょうが,家族カードの利用代金は代表カードと同一口座から引き落とされます。
dカード家族カードをご利用されている方が、dポイントを本商品へ交換した場合には、当該dカード家族カードに関する本会員およびその他の家族会員を含むすべてのdカード(iD)ショッピング利用代金に対して、自動的に充当します。
したがって上記の通り,dカードの家族カードで利用した代金にも自動的に充当されます。これは結構便利です。
iDキャッシュバックはクレカの利用やd払い(iD)の利用には充当されない
まず,iDキャッシュバックで気をつけて欲しいのは,VISAやMasterのクレジットカードとして利用した場合の代金には充当されないということです。
そして,先ほども説明したとおり,「iDキャッシュバック(dカード)」と「iDキャッシュバック(d払い(iD))」は別モノですので,選んだ方にしか充当されません。
iDキャッシュバックの意外な欠点は「他のポイントへ交換できない」こと
iDキャッシュバックは有効期間が6ヶ月と短いことが欠点として挙げられますが,もう一つ大きな欠点があります。
それは,「他のポイントへ交換できないこと」です。有効期間が短く,他のポイントへも逃がせません。
したがって,一度,iDキャッシュバックに交換したら「使い切るか」「dポイントから交換して延命するか」の二つしかありません。ご注意ください。
まとめ
本記事では,電子マネー「iD(アイディー)」と,iDキャッシュバックについて解説してきました。
iDについては,さすが大企業であるNTTドコモが発行しているだけあって,上記の通り,かなり広い範囲で使えます。
dポイントの利用という点で言えば,d払いも利用範囲は広がっていますが,それでもiDの方がまだ使い勝手がいいのではないでしょうか。
なんといっても,タッチだけで使えるその手軽さは,使ってみると本当に便利だと実感します。
iDキャッシュバックについて,本記事で紹介したことをまとめておきます。
- iDキャッシュバックは入手(交換)月の16日以降の利用に充当される
- iDキャッシュバックは「前払い式電子マネー」みたいなもので,あとで請求されるiDの利用代金に充当される
- dカード発行やキャンペーンで入手可能
- dポイントから100ポイント単位で月40,000ポイントまで交換可能
- dポイント(期間・用途限定)からも交換可能(2020年4月1日より)
- 有効期間は6ヶ月
- 「iDキャッシュバック(dカード)」と「iDキャッシュバック(d払い(iD))」は別モノ
- dポイントから交換すると,持っている全てのiDキャッシュバックが最新状態に更新
- dカードの家族カードを利用した場合もiDキャッシュバックは充当される
- iDキャッシュバックは他のポイントに交換できない
以上の通りです。注意点が多く,シンプルとはいかないiDキャッシュバックですが,うまく活用すればdポイントを有効活用できます。
dポイントの貯め方・使い方については,上記の記事にすべてまとめています。
dカードやdカードGOLDを発行すると,キャンペーンでiDキャッシュバックがもらえます。
どれぐらいのiDキャッシュバックがもらえるかは時期によって違いますが,まとまった額がGET可能です。
それだけではありません。dカード/dカードGOLDは,特にドコモユーザーにとっては非常にメリットの大きいクレジットカードなのです。興味のある方は上記の記事をどうぞ。