FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)
FIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)という言葉を知っていますか?
アメリカの20代,30代の人たちの間で広まっている考え方で,年間支出の25倍の資産を貯めたところで仕事を辞めて早期リタイアをするという考え方です。
その大前提は投資です。年間支出の25倍というのは,逆に言えばその資産を年利回り4%で運用すればまかなえるというわけです。
近しい人にFIREを実行する人がいて驚きました
早期リタイアとか正直,夢物語だろ…と真剣に検討していない自分がいました。
しかし,近しい先輩が「私はこの度,離職して好きなように生きていきます」と宣言をしたのです。驚きました。価値観がひっくり返りました。
その人は,20代の頃から投資をしており,地方で倹約に努め機会を伺ってたそうです。
何より共感したのは,「子どもが小さいときに時間に余裕がなければ何の意味もない」という言葉でした。自分自身が仕事を理由にしてきただけに,心に刺さりました。
贅沢を求めるのではなく自由を求めるという生き方
早期退職というと,莫大な財産を構築して悠々自適な生活…というイメージがありますが,FIREを実行する人たちは必ずしもそうではありません。
- 資産3億円の4%利回りで年収1,200万円
- 資産1億円の4%利回りで年収400万円
- 資産3,000万円の4%利回りで年収120万円
誰もがうらやむのは,資産3億円でしょう。しかし,FIREの目的が「贅沢ではなく自由」だとしたらどうでしょうか?
社会的なストレスから解き放たれ,本を読むことで自身の教養を高めることが至上の喜びである人にとっては,最低限の生活費と公共図書館があればいいはずです。
もちろん,そこに幾ばくかの副業があればもっと可能性は広がるでしょう。ブログもその手段の一つです。
さらに言えば,本ブログで公開している様々なネットでの稼ぎ方も,その一つになるかもしれません。
本当に実行に移すかどうかはさておき,私は身近な人に周到な準備の末にFIREを実行した人を目の当たりにして,真剣にFIREについて考える機会を得ました。新たな視点を持てたことは幸運です。
支出を減らすか収入を増やすか
FIREに至るまでに重要なのは資産の構築ですが,FIREに至った後も「どれだけ使うか」が重要です。
- 支出を減らす(地方に移り住み,つましく暮らす)
- 収入を増やす(投資を学び,副業=在宅収入を作る)
もちろん慎重の上に慎重を重ねて検討する必要があります。もしあなたが資格を持っている士業であれば,本業をリタイアしてもその資格で副収入を得ることは可能でしょう。
一方で資格を伴わないサラリーマンの場合は,リタイア後の副業はきわめて厳しいと言わざるを得ません。サラリーマン時代の人脈は,多くの場合「人」ではなく「肩書き」に付いているものだからです。
まとめ
やるか,やらないかはまだまだじっくりと検討が必要です。
しかし,私自身の人生にFIRE(Financial Independence, Retire Early:経済的に独立して早期退職)という選択肢があると知れたのは非常に大きな意味がありそうです。
資産構築もさることながら,副業のこともいろいろ考えます。あまりにGoogleの影響力が大きいブロガー稼業はとてもではありませんが,人生の計算には入れられそうにありません。
それでも,ごくごく一部でも資産構築の足しになることを思えば,やって損をすることはありません。本業ともども,めげずにブログも続けていきたいと思います。
そしていつか本当にFIREによるリタイアを検討できるような段階が来ることを夢見て,一歩ずつ進んでいこうと思います。
もにもにた様
今回の記事はいつもと趣向が異なる記事ですね。
私もFIRE目指しています。
そのために本業、副業、投資、Pコジ、Kコジ頑張っています。
FIREするためにどんどん負荷が増えていきますw
近しい方でFIRE達成した人がいらっしゃるんですね。とても良い刺激になりますね。
twitter上ではそのような方がたくさんいますが、まだリアルではお目に掛かれていません。
もにもにたさんのブログに出会わなければ、私の人生はただの社畜で終わっていたかもしれません。
このブログをきっかけに多くの情報に触れることができるようになり、人生が豊かになりつつあります。
本当にありがとうございます。
これからも更新楽しみにしています。
阿部さま
コメントありがとうございます。私自身もFIREはまだまだ遠い道のりですが,ブログで発信をしながらがんばっていきたいと思います。
今後とも当ブログをごひいきによろしくお願い申し上げます。