JALマイルでエミレーツ航空A380ファーストクラス!ドバイへ!
エミレーツ航空は日本とアラビア地域を結ぶ初めての航空会社として,2002年に就航しました。成田国際空港からはA380型機が飛んでいましたが,羽田空港・関西国際空港からはボーイング777型機でした。
運航スケジュール(2018年10月28日から)
EK316 ドバイ(03:05)→関西(16:55)
EK317 関西(23:35)→ドバイ(翌日05:45)
それが,2018年10月28日から関西国際空港からドバイまでA380が定期運航便として就航しています。これは関西在住者にとってラッキーなお話です。
エミレーツ航空は,エアバス社製のA380の中でも,バーラウンジや機内シャワーがあったり,完全個室のファーストクラス・スイートキャビンを備えていたりと,普通に生活していたら一生縁がないとも言えるものです。
有償で購入すれば200万円以上は軽くする関空-ドバイの往復ともファーストクラス(しかも往復とも1A!)が,135,000マイル(50%交換だとしても27万円分)で発券できてしまうわけです。
というわけで,今回はJALマイルによるエミレーツ航空のファーストクラスでのドバイ旅行記をお届けしたいと思います。
出発はリモワとともに
リモワにファーストクラスタグを付けていただいて,ウキウキ旅のスタートです。
実はファーストクラスに乗る直前なのに,ぼてじゅうで腹一杯食べてしまったのは内緒です。ああ,貧乏性…。
まずは定番のJALサクララウンジ
ファストパスを使って手荷物検査と出向審査を経て出発口へ。関西国際空港の国際線だと,どの航空会社に乗ろうがJALサクララウンジになっちゃいますね。
上記の写真を見てください。ほとんどの会社はここです。まあ,ビールもカレーもあるから私はいいんですけど,シャワーはないですし東京(羽田・成田)との差は感じます。
家族で行ったバンコク旅行もタイ航空深夜便でこのサクララウンジで待機したのが思い出です。
いよいよエミレーツ航空A380のファーストクラスに搭乗です
ファーストクラスとはいえ,待機エリアは狭いのでギリギリまでラウンジで待機してから,ご迷惑のかからない範囲で搭乗口に向かいます。一番にこだることはないので,並んだりはしません。
国際線の場合は,搭乗順に関係なく誘導してくださるので,上記のようにファーストクラス専用の無人のボーディング・ブリッジを歩きます。
関空も380対応してるので搭乗橋から直接二階deckに入れます pic.twitter.com/Cc0B5Kb5Pu
— しんや✈ (@shinyatravel) 2019年2月18日
やはり同様に関西国際空港からエミレーツ航空のA380ファーストクラスに搭乗されたしんや先生 (@shinyatravel)は,私が写真に撮る前のファーストへの分岐点の写真を撮られてます。
エミレーツ航空A380のファーストクラスに搭乗しました
ついにA380のファーストクラスに足を踏み入れました!おお,ゴージャス。噂のミニバーがまぶしいですね!(でも,実は冷えてないので誰も飲まない)
というわけで,エミレーツ航空A380のファーストクラスに搭乗しました。
私の座席は窓側でしたが,荷物を早々に入れたので通路側の座席を撮影しました。
通路はこんな感じです。2階席で仕切りの向こうがビジネスクラスです。ファーストクラスは,全席自動扉付きミニルームです。
【乗車レポート】寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」充実の車内|Travel-value
正直,私が思い出したのは「サンライズ瀬戸/出雲」の通路ですね。ファーストクラス体験に一番近いのは,サンライズに乗ることじゃないかなーと思いました。大阪-東京なら誰しも用事があるでしょうしね。オススメです。私はわりと好きでたまに乗ります。
お菓子とお花が供えられています。そういえば全体的に涅槃っぽいような…。あれ?
これが噂のミニバーです。ま,なんというかむやみなゴージャス感はありますね。非日常を楽しむ空間作りという点では本当に勉強になります。
せっかく撮影してきたので開閉動画も載せておきたいと思います。
ファーストクラス席のエミレーツロゴ「どーん」とかですね。
搭乗に時間がかかっていたので,ビジネスクラスにもお邪魔してみました。こちらがビジネスクラスです。自動ドアこそないものの,フルフラットで十分に安眠できそうです。
ちょっとおもしろいなと思ったのは,飛行機でおなじみの天井部の物入れ(オーバーヘッド・コンパートメント)がないことです。荷物は足下に置くことが前提になっているんですね。それだけの座席の広さがあるわけです。納得。
噂の「紳士・淑女の社交場」機内バーラウンジに突撃!
せっかくので「トクトクー」とドンペリをついでもらって英気を養います。ちなみに,私ごときの舌ではドンペリが旨いと感じるのは難しいです。
いや,うまいとは思うんですけど,「芸能人格付け○○」みたいに目隠しされてテストされたら,答えられない自信ありますね…。
それも含めてドンペリ飲む自分,ポイ活頑張ってよかった!という充実感はあります。
「陸マイラー?マイルって本当に貯まるの?」って方は下記の記事もどうぞ。
さて,上記のファーストクラスへと上がる階段部にあるデッキです。右側に見えるのが1A席です。
今回は搭乗者数が少なく,出番がなかったのですがこの突き当たりのカウンターがファーストクラス専用バーラウンジになります。
夜に撮影しました。中央のくぼみ部分がバーカウンターになっています。
そしてビジネスクラス前方席を抜け,2階中央あたりにあるのがメインバーです。
これはスゴいですね。飛行機の中とは思えません。私が行ったときは誰もいませんでしたが,ビールとスコッチをいただきました。このバーでドンペリを頼めるのはファーストクラス搭乗者だけだという噂も…。
行きの機内食はキャビアとパスタをいただきました
行きの機内食ではキャビアとパスタをいただきました!キャビアは帰りもいただいちゃいました。いやー,美味しかったです。
これまた噂の機内シャワーに潜入
こちらが噂の機内シャワーです。
洗面所とトイレも同じ室内にあります。タオルの積み方が芸術的です。
シャワーを浴びる旨を伝えると,このようにバスタオルを用意してくれます。シャワー後にいただいたパジャマに着替えます。
ハンガーもありますね。
シャワー室内は慌てて撮ったらピンぼけになってしまいました。
背後には座るベンチもあり,広々しています。「もし揺れた場合はシートベルトはございませんので,ここに座って手すりにしっかりつかまってください」と言われました。
シャワーが出るのは5分間です。ただ,途中停止もできますので十分ですかね。水圧は当然弱いです。機内ですもの。
ハンガーのある鏡の横のふたを開けるとドライヤーが入っていました。
というわけで,シャワーを浴びたら就寝しました。シャワーに入る前にベッドを作ってもらうようにお願いすると,フルフラットにしてマットレスと掛け布団を用意してくれています。写真を撮り忘れましたが,完全に足を伸ばせる広さでぐっすりでした。
ドバイ市街に到着
さて,ドバイ時間の早朝5時半頃にドバイ国際空港に到着しました。入国するのに間違って流れに乗ったまま乗り換えの方に行ってしまったのはご愛敬です。
気を取り直して出国審査を済ませ,メトロに乗って教のホテル最寄りのビジネス・ベイ駅にたどり着きました。すると,高層ビルがどーんとあり,度肝を抜かれました。
ちょっとおもしろかったメトロの注意書きです。飲食禁止はわかるのですが,最初,右を見て「居眠り禁止?!」かと思いました。チューインガム禁止ですね。なるほど。
あと,UAEはメトロにフリーWi-Fiがありました。
【1泊目】JWマリオット・マーキスホテルドバイ
ビジネス・ベイ駅から歩いて10分ほどいくと,この日泊まるJWマリオット・マーキスホテルドバイが見えてきました。少し前まではドバイ一高いホテルだったそうです。個性的な形ですね。
吹き抜けの広々としたロビーです。客室数もドバイで一二を争うとか。
マリオットの新しい会員プログラム「マリオット・ボンヴォイ」の専用カウンターです。ボンヴォイ専用だけで3つもカウンターがありました。
まだ朝の9時頃だったにもかかわらず,チェックインして部屋には入れるようにしてくれました。とてもラッキーです。
JWマリオット・マーキスホテルドバイでのアップグレード体験
案内されたのはアップグレードされたスイートルームです。まず入り口からリビングです。円卓があり,会議ができる勢いです。
ベッドルームもこの通り広々です。いいですねえ。
そして,なんといってもバスタブがすばらしかったです。広いバスルームにぽつんとバスタブがあり,「え?どこで体洗うの?」と思ったのですが…
なんとシャワールームは別にありました!これはいいですねー。
ただ,ドバイのホテルの最大の難点はこちらです。見慣れたミニバーですが違和感ないですか?……そうなんです。ビールが入ってないんですよ。
もちろんご存じの方も多いと思いますが,ドバイ(UAE)は厳格なムスリム国。アルコールは御法度です。街中でも駄目,コンビニにもスーパーにもアルコールはありません。
一応,ルームサービスで注文することは可能ですが,ビール1本なんと55AED(約1,800円)です。
そんな状況でいただけたこちらのワインとチーズはとてもありがたかったです。マリオット・ボンヴォイのチタン会員のサービスでいただけました。すばらしいですね!
SPGアメックスに普通に入会すると,
- 入会後3ヶ月以内に10万円の決済利用で,30,000ポイントプレゼント
となります。30,000ポイントは,1.25%でマイルに交換すれば12,500マイルの価値があります(ただし,20,000ポイント以上で交換のこと)。もしくは,30,000ポイントあればカテゴリー6のマリオットグループのホテルに宿泊できます。
今回のJWマリオット・マーキスホテルドバイは,カテゴリー5のレギュラーで35,000マリオットリワードで宿泊できました。つまり,SPGアメックス発行&10万円利用で39,000ポイント貯めれば,このホテルに泊まれちゃうわけです(アップグレードされるかどうかは,上級会員であるとか運とかに左右されますが…)。
マリオット・プラチナチャレンジに関しては下記の記事もどうぞ。
JWマリオット・マーキスホテルドバイのエグゼクティブ・ラウンジ
Wマリオット・マーキスホテルドバイでは,アップグレードされたのエグゼクティブ・ラウンジへの入室が可能でした。
チーズとか…
小鉢とかおつまみ満載です。
デザートもありました。
そしてなんと言ってもうれしいのは,お酒に厳しいこの国でアルコールが飲めることです。ただし,時間は厳格でハッピーアワーの18:30~20:30限りです。20:30丁度になったら,瞬く間に片付けられていて驚きました。
翌朝,朝食もこのラウンジでいただきました。
新鮮な果物などもありました。
美味しゅうございました。
【2泊目】ザ・リッツ・カールトン ドバイ国際金融センター
さて,2泊目はザ・リッツ・カールトン ドバイ国際金融センターです。JWマリオット・マーキスホテルドバイのあるビジネス・ベイから空港方面に2駅,フィナンシャル・センター駅から歩いて10分ほどのところにあります。
こちらはマリオットのカテゴリー6です。レギュラーなら50,000ポイントというところですが,今回はSPGアメックスの無料宿泊特典で泊まりました。SPGアメックスは,年会費が高い(税込33,480円)のですが,毎年無料宿泊特典がもらえます。
マリオットグループの統合後は,50,000ポイントのホテルまで無料宿泊特典を使えるようになったので,今回泊まることができたわけです。SPGアメックスおトクですね!
SPGアメックスを発行するなら10万円利用で計39,000ポイントがもらえる紹介キャンペーン経由がおトクです。もし紹介が必要ならお気軽にご連絡ください。
ザ・リッツ・カールトン ドバイ国際金融センターでのアップグレード体験
というわけで,ホテルエントランス前で滝が流れる(滝?)のを横目に見ながらチェックインします。
こちらも広々したロビーです。さりげなく美女が映り込んでいるあたりが特に。ただ,ホテルの規模としてはJWマリオット・マーキスホテルドバイとは比べものにならないぐらいこじんまりしています。13階建てです。
どーんと来ました。今回もアップグレードでスイートルームです。JWマリオット・マーキスホテルドバイほどではありませんが広いですね。
コーヒーも美味しくいただきました。そう。ネスレのドルチェグストっぽいマシンで!
チェックアウトの日が2月14日だったので,バレンタインプレゼントとしてマカロンを用意してくれました。かわいいですね。
寝室です。チェアがベッドと親子のようでかわいいですね。ベッドの上のアートは書道風に見えるのですが果たして?
そしてなぜかバスルームからベッドルームがすけすけです。うーむ。
そしてバスルームにあるクローゼットです。大きすぎますね。何人分の服を入れられるんでしょう。
で,やはりミニバーにはアルコールはありま…と思ったら,今回はありました!もちろん,高いんでしょうけど。
ザ・リッツ・カールトン ドバイ国際金融センターのクラブラウンジ
ザ・リッツ・カールトン ドバイ国際金融センターのクラブラウンジは最上階の13階にあります。訪れたのはまだ16時ぐらいでしたのでデザートタイムでした。
軽食タイムなのでサンドイッチやナッツなどが置いてありました。
そしてダメ元で「アルコールある?」と聞いてみたら,なんと「オフコース!」というお返事。これはうれしいですねー。しかし,お酒があるだけでうれしいなら,日本でサイゼリアでもいいんじゃないかという説もあります(笑)。
というわけで白ワインをいただきました。最高ですね!グビグビ。しかも,なくなったらすぐに「Hi Mr.? one more?」と聞きに来てくれます。
ぐびぐび
ぐびぐび
ぐびぐび
ぐびぐ…
すっかり飲み過ぎてしまい,早い時間から早々にダウンしてしまいました。
翌朝はちゃんと起きて,同じクラブラウンジで朝食をいただきました!
美味しかったです!朝食にサラダが食べられるのがありがたいです。ヨーロッパだと,パンとベーコンとチーズしかないところもあるので…。
【ドバイ観光】ブルジュ・ハリファ
観光もしてきました。世界一ビルで有名なブルジュ・ハリファです。その高さは828メートルです。ひょえー。東京スカイツリーでも634メートルですからね。
ブルジュ・ハリファ公式サイトで予約していきました。
こんな電子チケットです。221AED(約7,000円)でした。事前予約していてこの値段ですからね…。当日だと倍近くするようです。
一応,時間予約も書いてあるんですが,この混雑!ほとんど予約時間は意味をなしてないのではないかと思います。エレベーターに乗るまでに1時間以上かかりました。
ま,こーんなモニュメントを横目に見ながら…
ようやくエレベーターです。一気に124階まで上がります。途中で何度も気圧で耳が痛くなります。耳抜きしながら階数カウントを上がるのを見つめます。
そして来ました!124階!ちょうど夕暮れ時に上がることができました。美しいですね。
展望台はこんな感じでガラス張りです。少しだけ隙間があり,そこからカメラをのぞかせることができます。ガラスは砂漠の国だけあって,結構汚れています。仕方ないですね。
もう1階上に登れますので,先ほどの展望台を上からパシャリ。こんな感じになってます。
何とか水平線に夕日が沈む様子をカメラに収めることができました。
日が沈んで明かりがともり始めるドバイの街です。
下に降りて明かりに照らされるブルジュ・ハリファをもう一度撮影しました。与沢翼氏には会えませんでした。
帰りにドバイ・モールに立ち寄ってお店を見て回りました。
夕食にトルコ料理店で羊ケバブをいただきました。飲み物はスパークリング・ウォーターです。どこでもアルコールが飲める国は,(私にとって)いい国だなぁと改めて実感しました。当たり前のことが再認識できるのも海外旅行の楽しさですね。
【ドバイ観光】ジュメイラ・モスク
さて,ドバイ観光二日目はジュメイラ・モスクです。抜けるような青い空が印象的です。
メトロからは離れた位置にあるのでタクシーで行ったのですが,タクシーの運ちゃん(ドバイのタクシーはたいていパキスタン人かインド人です)が,「ジュメイラ・モスク?スモールスモール!アブダビ行こう」と熱心に誘ってきました。
次の日にアブダビはいくつもりだったので丁重にお断りしましたが,この運ちゃんの言ってることは当たってました。モスクだけで言うならドバイは本当に小粒です。
そんなドバイのモスクの中では,比較的に有名だと思われるのがジュメイラ・モスクです。ジュメイラ・モスクは,見学ツアーに参加するとモスク内に入らせてくれるということなので,見学ツアー開始の10時に合わせて9時45分頃に訪れました。上記は見学ツアーの待合室として使われている建物です。
見学ツアーの案内板です。
なかなかこの建物も立派卯です。2階は絵画ギャラリーになっていました。正面の肖像画の男性は誰なんでしょうか?不勉強ですみません。
2階から待合質を見下ろすとこんな感じです。お茶や軽食をいただけます。というか,見学ツアーの代金に含まれているんですね。
というわけで,アラビアン・コーヒーをいただきました。コーヒーと呼ばれていますが,ハーブティーに近いような風味です。
人数が多いときは2階も待合室として使うのもしれません。この日は誰も使ってなかったので,空っぽの部屋をパシャリ。
ジュメイラ・モスク内部へ。おおー,確かにそれほど広くはないですが美しい!
経典らしき本も置いてありました。これはいいですねえ。一冊お土産にほしいところです。
このあとはこちらでムスリムの僧侶の方が英語でいろいろとムスリムについての講話をしてくれました。これがまた話がうまいんですね。5分に1回は笑い話を挟んできます。
日本でも奈良のお寺なんかに行くと,たまに坊さんが講話をしてくれることがありますが,彼らも話がうまい。もちろん,スピーチ専用僧侶さんたちなんでしょうけど。
というわけで,ジュメイラ・モスクは小さいながらも美しい建物でした。
帰りは天気もよかったので,ジュメイラ・モスクを背に美しい町並みを眺めながらバス停まで散歩して帰りました。
散歩の途中で水を買うために立ち寄ったスーパーでの1枚です。ムスリムの国って,絶対に豚肉は禁止なのかと思ったら,上記のように別部屋で豚を売るエリアがありました。もちろん,「Not for Muslims」と書いてますが。現地に行ってみないとわからないこともありますね。
【ドバイ観光】パーム・ジュメイラ
さて,ドバイ観光はもう一カ所。パーム・ジュメイラです。実はあわよくばブルジュ・ハリファから見えないかなーと思っていたのですが無理でした。
しかも,上記の写真のようにパーム・ジュメイラを一望できるビルなどはないそうで,上記のような光景を見たければ飛行機かヘリコプターしかないということなんですね。
家族連れで子供が喜ぶならともかく,おっさん一人で乗るには料金が高いこともありますし,酔いそうでパスしました。
というわけで,パーム(椰子の木)の真ん中を通るモノレールに乗ってきました。中東初のモノレールということだそうです。
ただ,これに乗ってもやっぱりパーム・ジュメイラっぽさは全然わからないんですよねぇ。モノレールから窓を見てるとところどころ「あ,運河が挟まっているな」とわかるぐらいです。
というわけで,ほどなく先端のアトランティス・アドベンチャー駅に着きました。駅から見下ろすとホテルのプールで子供たちが遊んでいるのが見えます。
これが水族館も入っているアトランティック・ザ・パームです。ショッピングモールですね。
こういうのです。日本でも水族館は行けるので入ってませんが。
あとは海岸まで来ましたので,海を見ました。「海ー!」…ま,普通に日本でも見られそうな海ですね。パーム・ジュメイラを堪能するなら,やはり飛行機かヘリコプターしかないなと再認識しました。
【アブダビ観光】シェイク・ザーイド・モスク
さて,いよいよ最後は今回の旅行のメインイベントであるアブダビのシェイク・ザイード・モスクです。とにかく大きい!ジュメイラ・モスクとは桁違いです。
メトロで町外れのイブン・バトゥーダ駅まで行きバスで…と計画していたのですが,その一つ手前の駅で全員降ろされます。意味がわからずホームに残っていると,ジェスチャーで降りろと指示されます。「2番」と言っているので,2番ホームかなぁと思ったら2番ホームはなく…困りました。
改札のあたりで英語のできる駅員をつかまえてやっと説明が聞けました。理由はわからなかったのですが,この先不通で「2番出口の下で無料連絡バスを出している」ということでした。なるほどー。
というわけで,無料連絡バスに乗り,イブン・バトゥーダ駅へ。世界一美しいスターバックスがあるということで寄ろうと思っていたのにすっかり忘れてました。
バスチケットを買ってアブダビへ。約1時間半ほどです。しかし,バスはきれいですが以外に狭い!しかも隣に中東系の大男が座り超窮屈バス旅でした。
しかも,バスターミナルに着いてAED(ディルハム)の持ち合わせがほとんどないことに気づきました。シェイク・ザイード・モスクまでのタクシー代はギリギリ足りましたが,一文無しに。
この建物でチケットを買うようなのですが,とにかく現金がありません。インフォメーションセンターで「ATMか両替はありますか?」と聞くも,「モスク内にはあるけど,この建物にはない」とのこと。Oh…。
と,思ったら「でも,あなた。シェイク・ザイード・モスクはチケットフリーよ?」と言われて驚きました。確かにネットで調べてみると無料とのこと!助かりました。
というわけで長い列に並んで,こんなマシンでチケットを発券しました。
なんとかチケットをGET!しかし,こんな世界的に有名なモスクが外国人にも開放していてなおかつ無料とは…。アラブマネーすごい。
というように,ゴチャゴチャしていたら,外に出るとすっかり夜に。おお,ライトアップされたモスクが美しい!
モスク敷地内に入るときに,セキュリティ・チェックがあります。私はホテルに荷物を預ける際に,ノートPCだけ抜き出して持ってきていたのですが,セキュリティ・チェックで「ここで預かる」と取り上げられ,番号札を渡されました。カメラはOKです。
そして,モスク敷地内に。す,すごい。言葉を失います。
モスク正面です。ドバイのジュメイラ・モスクとはスケールが違う…。あ,写真を撮り忘れましたが,このモスク正面を通り過ぎて突き当たりまで進むとコーヒーショップがあり,そこにATMがありました。よかったです。
天井装飾が半端なく凝ってます。
中庭です。床のタイルがピカピカです。中庭には入れないようになっています。これ,昼間だと目を開けていられないほどまぶしいそうです。
まー,しかしモスク内の装飾がすごいです。写真だけならネット上にいくらでもあふれているでしょうから,私なんかの写真をいくら載せてもあまり意味がないのですが,この目で見に行ったという価値は十分にあったと感嘆します。
すごすぎですね。
このあたりがメインのモスク内部です。すごい混雑でした。ありとあらゆる人種の観光客が詰めかけていました。
この絨毯もまたスゴい。しかも広い。ため息しか出ません。
というわけで,外に出てきました。振り返ってライトアップされた壁面をパシャリ。絵になりますね。
ちなみに帰りは行きで懲りたので,高くつくの覚悟でタクシーに乗りました。シェイク・ザイード・モスクからザ・リッツ・カールトン ドバイ国際金融センターを経由してドバイ国際空港までで約260AED(約8,000円)でした。
ドバイ国際空港エミレーツ航空のファーストクラスラウンジ
長いようで短かった旅も終わりに近づき,ドバイ国際空港に戻ってきました。帰路の飛行機は午前3時5分発ですが,深夜移動は好ましくないので早めに…と思っていると,午後9時過ぎには空港に着いてしまいました。
しかし,今回の旅行の目的の一つはエミレーツ航空のファーストクラスラウンジを利用することです。こちらですね。
意気揚々とファーストクラスラウンジへの入場手続きを済ませて中に入りました。よーし!………あれ?ラウンジに入ったつもりが,またフロアに出てしまいました。
実はこれで正しいんですね。エミレーツ航空のファーストクラスラウンジは上記のマップでわかるように「1フロアそのものがラウンジ」なのです。したがって,ラウンジ内にもファーストクラスラウンジ利用客だけの免税店があったりするのです。わけわかりませんね。
はー。すごい。なんかすごい。ここだけ見ると「高級な航空会社ラウンジ」にも見えますが…
こう見るとレストランですよ!しかも有り余るスペースをふんだんに使った!
で,すべてのメニューが無料と。スゴすぎますね。アラブの石油王が基準になってますね。マイルを貯めてなければ一生来ることなかったでしょう。
リゾットと…
ステーキをいただきました!帰りこそは機内でステーキを食べようと思っていたのですが,地上の方が確実かなと!
すごいいいお肉でソースもすばらしかったです!ナイス!ナイス!
赤ワインとともにいただきます。シャトー・オリヴィエ ルージュの2009ですね。ワインには詳しくないのですが,後で調べると当たり年のワインのようでした。すばらしかったです。
色とりどりの料理も並べられていましたが,おなかいっぱいです。もったいない。
モエ・エ・シャンドンもありました。エミレーツ航空とは縁が深いそうですね。
飛行機でもオススメしてもらったんですが,結局食べなかったデーツもありました。
このあとは割と普通だったシャワーをいただき…
ファーストクラスラウンジ受付の前にあるスパで,マッサージをしていただきました。スパというと,日本人だと風呂だと思うんですがマッサージなんですよね。
ファーストクラス利用者は15分コース(背中か足)が無料です。
というわけで,背中のマッサージをしてもらいました。こんな奇妙なイスでひざをつき,顔を白い部分に突っ伏してマッサージしてもらいました。おもしろいですね。
いよいよ帰路へ!エミレーツ航空のA380ファーストクラスふたたび
夜中の3時前,いよいよ帰国便の搭乗の時間です。時差が5時間あるので,日本時間だと朝8時前ということになります。眠いのなんのって…。
ファーストクラスラウンジのフロアからエレベーターに乗って,直接A380の2階部分にアクセスできます。
誰もいないボーディングブリッジを経て…
2階部分からA380に乗り込みます。
搭乗して最初はドンペリとキャビアをいただきました。
「温かい飲み物を…」と言うと,「煎茶はいかがですか?」との申し出が。さすが日本路線。いただいたら,いかにも紅茶という感じのポットで提供されました。
ぐっすり眠って朝食は和食膳です。海外出発の場合は洋食の方が手堅いというのはわかってはいるのですが,久しぶりに和食が食べたくなりまして。この辺はみなさん同じですよね。でも,とても美味しかったです。
食後にもう一度煎茶をいただくと,今度は抹茶カステラが出てきました。いいですねー。
まとめ
本記事では,JALマイルを使ってエミレーツ航空A380のファーストクラス搭乗記ならびにドバイ・アブダビ旅行記をお届けしてきました。
ファーストクラスは,普通に生活をしていたら一生縁がないというものだと思いますが,JALマイルやANAマイルをを貯めれば夢ではないのです。
今回のエミレーツ航空のファーストクラスの予約・発券に至るまでのプロセスや方法については下記の記事にまとめています。
ニューヨークにもファーストクラスで行きました。
そのほかにも過去にマイルを使って,バンコクやシンガポールにビジネスクラスで行ってきました。下記はその旅行記です。
「エミレーツ航空のファーストクラス」という具体的なJALマイルの使い方の目標を立て,JALマイルの貯め方を検討してみてはいかがでしょうか?
まずは,JALマイル交換率80%のモッピールートを活用して,確実に毎月6,000マイルを積み立てましょう。
大阪-ドバイのファーストクラスには135,000マイルが必要です(今回は改悪前で105,000マイルでした)。23ヶ月積み立てれば可能です。夢ではありません。
実際に私はまだ大阪-ドバイのファーストクラスを2往復できるJALマイルをまだ保有しています。
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いつも楽しく拝見させて頂いております
JALではないですが、また僕も今年からSFC修行を始めたので、参考にさせて頂いております
いつかA380に搭乗したいと思ってマイルを貯めていたので残念なニュースですがありましたが、早くマイルを貯めてファーストクラスに搭乗しようと思っています
僕もブログを書き始めたのですが、防備録としてなので、もにもにたさんのようにスペシャリストになりたいと思いながら、今後も楽しみに拝見させていただきます
Arrayさま
コメントありがとうございます。A380の退役は残念ですが,逆に言えばまだまだ乗れる可能性がある時代に我々は生きているわけです!
チャンスと思って,ぜひマイルを貯めて一度はお乗りになればと思います!