docomo with(ドコモ ウィズ)の対象端末(対象機種)にiPhone7(32GB)が追加!
NTTドコモは2019年2月19日(火)から,利用料金がずっと毎月1,500円割引となる料金プラン「docomo with」対象端末にiPhone7(32GB)を予約開始しました。2018年12月14日(金)発売のAQUOS sense2 SH-01Lに続いての新機種投入です。
iPhoneは6から8まで4世代にわたって,ほぼデザインが変わっていません。スペックにこだわらない人であれば,docomo with対象となるiPhone7(32GB)は十分に対象となるでしょう。
iPhone7(32GB) | 一括42,768円 |
AQUOS sense2 SH-01L | 一括31,752円 |
Galaxy Feel2 SC-02L | 一括42,120円 |
気になる価格は,MNP/新規/機種変更の全オーダーで上記の通りです。docomo withであれば,月1,500円の値引きが機種変更しない限り続くので,約26ヶ月維持すればチャラに,それ以上維持すればプラスになっていく計算です。
さらに2018年11月1日から始まった「ウェルカムスマホ割」と合わせて割引適用すると効果的です。詳しくは下記の記事をどうぞ。
docomo with(ドコモ ウィズ)の対象端末(対象機種)
docomo with | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
2019年2月19日時点におけるdocomo with対象端末は,上記の計9機種です。
いずれも一括価格が安いのがポイントです。もちろんハイエンドではなく,ミドルレンジというところの性能ですが,それでも端末の価値を考えると十分に価値はあります。
しかも!これらの機種については,docomo withで毎月ずっと1,500円(税込1,620円)の割引きが受けられるわけですから,そのおトク度は計り知れません。
機種 | 一括価格(税込) | 発売日 |
---|---|---|
iPhone7(32GB) | ¥42,768 | 2019年2月27日発売 |
AQUOS sense2(SH-01L) | ¥31,752 | 2018年12月14日発売 |
Galaxy Feel2(SC-02L) | ¥42,120 | 2018年11月9日発売 |
らくらくスマートフォン me(F-01L) | ¥43,416 | 2019年春発売予定 |
arrows Be(F-04K) | ¥33,696 | 2018年5月25日発売 |
LG style(L-03K) | ¥40,176 | 2018年6月22日発売 |
AQUOS sense(SH-01K) | ¥30,456 | 2017年11月10日発売 |
MONO(MO-01K) | ¥25,272 | 2017年11月30日発売 |
らくらくスマートフォン me(F-03K) | ¥38,880 | 2018年2月28日発売 |
docomo with(ドコモ ウィズ)は毎月1,500円(税込1,620円)を永続割引!
ドコモの割引制度「docomo with」は,特定の対象端末を購入した場合に,月々の利用料金から1,500円(税込1,620円)を永続的に割引するというものです。
「ずっとおトク」という点がポイントで,対象端末以外への機種変更や,必須パケットパックをはずす,回線解約の3つの適用終了条件に当たらない場合は,期限なく永続的に割引が続くという点がポイントです。つまり…
- 1年で1,500円×12ヶ月で18,000円割引
- 2年で1,500円×24ヶ月で36,000円割引
- 5年で1,500円×60ヶ月で90,000円割引
- 10年で1,500円×120ヶ月で180,000円割引
- 30年で1,500円×360ヶ月で540,000円割引
- 100年で1,500円×1200ヶ月で1,800,000円割引
ということなります。もちろん,最後の方は冗談ですが,端末は自分で調達して使い続けるということができる人にとっては,無限の可能性を秘めた割引となっています。
本記事では,このdocomo with(ドコモ ウィズ)について,メリットとデメリットをできるだけポイントをしぼってわかりやすく解説してきたいと思います。
docomo with(ドコモ ウィズ)の割引内容
項目 | 内容 |
---|---|
割引額 | 1,500円/月(税込1,620円/月) |
適用開始時期 | 「docomo with」対象端末購入日から適用 |
(月途中に「docomo with」対象端末を購入の場合、割引額は日割り) | |
以下のいずれかに該当した場合、翌月から適用となります。 | |
必須パケットパックを「翌月から適用」とした場合 | |
月々サポート及び重畳適用不可のキャンペーン割引を適用中の場合 | |
適用終了 | 以下のいずれかに該当した場合、前月末までの適用となります。 |
「docomo with」対象外端末への機種変更 | |
端末購入補助(月々サポート・端末購入サポート等)を適用せずに定価で購入した場合やSIMフリー端末等の既にお持ちの端末にSIMを差し替えて利用した場合は「docomo with」を継続適用 | |
適用条件(対象料金プラン/必須パケットパック)を満たさなくなった場合 | |
回線解約 |
docomo withは端末購入日から適用で,初月は月途中購入なら,docomo withの割引額は日割りで適用されます。適用終了条件は,先にも述べたとおり,対象端末以外への機種変更や,必須パケットパックをはずす,回線解約の3つです。
さらに,docomo withの割引は,①パケットパック定額料/1GB追加オプション(シェアパック子回線の場合はシェアオプション定額料,シェアパック分割請求オプション契約の場合は分割後の料金が対象)②基本プラン月額基本使用料③spモード月額使用料の順に割引額を充当されます。余った割引額の翌月へのくりこし・他回線への充当は行われません。
また,下記の割引きとは重複不可です。
- 「月々サポート」
- 「はじめてスマホ割」
- 「シニア特割」
- 「ドコモの学割2017(1,000円/月割引)」
- 「シニアはじめてスマホ割」
さらに,2018年2月1日から下記の改悪が追加されました。
- 2018年2月1日(木曜)以降に対象端末を購入し、新たに「docomo with」が適用となる方は、spモード未契約の月の割引額が1,200円/月となります。
SPモードを使わずに,回線を寝かせるという目的だと,実質1,200円/月割引が最大になってしまいます。それなら,SPモードを付けて使った方がトクですね。
docomo with(ドコモ ウィズ)の適用条件
項目 | 内容 |
---|---|
対象オーダー | 新規/MNP/機種変更/契約変更 |
契約種別 | Xi |
契約者名義 | 個人名義・法人名義 |
契約者年齢 | 中学生以上(個人名義の場合) |
対象料金プラン | カケホーダイプラン(スマホ/タブ) |
カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ) | |
シンプルプラン(スマホ) | |
必須パケットパック | データパック(S/M/L)・ウルトラデータパック(L/LL) |
シェアパック(5/10/15/20/30)・ウルトラシェアパック(30/50/100) | |
ビジネスシェアパック(5~3000)・ウルトラビジネスシェアパック(30/50/100) |
上記の適用条件をご確認ください。基本的に一人での契約となるデータパック(S/M/L)・ウルトラデータパック(L/LL)も対象ですが,docomo withが効果を発揮するのは,なんといってもシンプルプラン+シェアパック or ウルトラシェアパック+シェアオプションの組み合わせのときです。
また,シンプルプランの場合はスマホ専用プランになりますので,最小金額で利用する場合はスマホしか使えません。iPadなどのタブレットで利用すると,指定外デバイス利用料(720円/月)を取られます。
- シンプルプラン:980円
- シェアオプション:500円
- SPモード:300円
- docomo with割引:-1,500円
上記の通りの組み合わせで月額280円です。普通に家族回線として使う場合,最強の格安回線の完成です。ただし,シンプルプランだと通話はお高いので,通話しないスマホで使うのが最適です。
通話しないといっても,シンプルプランの場合はスマホ専用プランになりますので,最小金額で利用する場合はスマホしか使えません。iPadなどのタブレットで利用すると,指定外デバイス利用料(720円/月)を取られます。
そして,SPモードを外せば月額0円維持(ただし,残額は月額に繰り越せません)。いわゆる「寝かせ(回線を使用せずに維持すること)」のときに最大の威力を発揮するのが,docomo withなのです。…ということだったのですが,2018年2月1日から改悪になりました。
【改悪】2018年2月1日(木曜)以降に対象端末を購入し、新たに「docomo with」が適用となる方は、spモード未契約の月の割引額が1,200円/月となっています。
ドコモのシンプルプランについては,下記の記事に詳しく書いています。よろしければご一読ください。
docomo with(ドコモ ウィズ)のデメリット
端末購入補助(月々サポート・端末購入サポート等)はご利用いただけません。
docomo withのデメリットは,「月々サポート」や「端末購入サポート」といったその他の割引サービスと重複適用不可である点に尽きます。
ただし,月々サポートにしても,端末購入サポートにしても,割引額は一定です。しかし,冒頭にも述べたように,docomo withの割引きは,適用終了条件(対象端末以外への機種変更や,必須パケットパックをはずす,回線解約の3つ)に当たらない限り永続的に続きます。
- 1年で1,500円×12ヶ月で18,000円割引
- 2年で1,500円×24ヶ月で36,000円割引
- 5年で1,500円×60ヶ月で90,000円割引
- 10年で1,500円×120ヶ月で180,000円割引
- 30年で1,500円×360ヶ月で540,000円割引
- 100年で1,500円×1200ヶ月で1,800,000円割引
上記の割引額を見てみると,2年でGalaxy Feel(SC-04J)など一括価格が高めの機種でも実質0円になります。そして,3年,4年と積み重ねていくと,端末購入価格をはるかに超える割引を受けられるのです。
docomo with(ドコモ ウィズ)を最大限に活用するコツ
それでは改めてdocomo with(ドコモ ウィズ)を最大限に活用するコツを整理していきましょう。
- 現状で月々サポートが終了していること←月々サポートが残っていると消滅してしまうため
- シェアパック子回線であること←データパックやシェアパック親回線の場合,1,500円の割引きを受けても恩恵が限定的であるため
- docomo with対象機種を購入後は,新端末はドコモで機種変更せずにヤフオクやAmazonなどでドコモ端末やSIMフリー端末を調達すること←ドコモで機種変更をするとdocomo withの1,500円の割引が終わってしまうため
このコツさえマスターすれば,使用するにしても寝かせるにしても,おトクにドコモ回線が維持可能です。
シェアオプションで使用する場合
- シンプルプラン:980円
- シェアオプション:500円
- SPモード:300円
- docomo with割引:-1,500円
これで月額280円(税込み302円)です。ただし,シンプルプランは通話しただけ通話料がかかりますので,スマホで使用する場合は,通話料にはくれぐれもお気をつけください。通話する場合は,カケホーダイやカケホーダイ・ライトをご検討ください。
SPモードをはずして寝かせる場合(2018年2月1日から)
【改悪情報】2018年2月1日(木曜)以降に対象端末を購入し、新たに「docomo with」が適用となる方は、spモード未契約の月の割引額が1,200円/月となりました。
- シンプルプラン:980円
- シェアオプション:500円
- docomo with割引:-1,200円(SPモード300円を付けると,-1,500円)
以前は月額0円維持も可能だったのですが,2018年2月1日以降は不可能となっています。SPモードを付けても付けなくても,月額280円(税込み302円)維持となります。
まとめ
docomo with(ドコモ ウィズ)は,指定7機種の購入が条件ではありますが,シンプルプランと組み合わせて0円維持が可能であり,SPモードを付けて使用する場合でも月額280円で維持可能な割引プランとなっています。
機種 | 一括価格(税込) | 発売日 |
---|---|---|
iPhone7(32GB) | ¥42,768 | 2019年2月27日発売 |
AQUOS sense2(SH-01L) | ¥31,752 | 2018年12月14日発売 |
Galaxy Feel2(SC-02L) | ¥42,120 | 2018年11月9日発売 |
らくらくスマートフォン me(F-01L) | ¥43,416 | 2019年春発売予定 |
arrows Be(F-04K) | ¥33,696 | 2018年5月25日発売 |
LG style(L-03K) | ¥40,176 | 2018年6月22日発売 |
AQUOS sense(SH-01K) | ¥30,456 | 2017年11月10日発売 |
MONO(MO-01K) | ¥25,272 | 2017年11月30日発売 |
らくらくスマートフォン me(F-03K) | ¥38,880 | 2018年2月28日発売 |
上記の指定9機種の購入が条件ですが,重要な点は「そのSIMを必ずこの9機種に挿して使う必要はない」というところです。指定機種を購入し,そのSIMをiPhoneやXperiaに挿して使うことが可能というわけです。ドコモオンラインショップは下記からどうぞ。
回線(SIM)と使用端末は分けて考えましょう。ここが理解できれば,docomo withはケータイ料金節約術としてかなり使える施策といえます。
さらに2018年11月1日から始まった「ウェルカムスマホ割」と合わせて割引適用すると効果的です。詳しくは下記の記事をどうぞ。
特価BL(ブラックリスト)でもdocomo withは適用可能?
ドコモから特価BL(月々サポートや端末購入サポートほか適用不可な人)の判定を受けている人も,docomo withは適用可能という話があります。そもそも,特価BLでも機種変更は可能ですし,docomo withは従来の割引き施策と扱いが違うという話です。ドコモの特価BLについては下記をどうぞ。
私ももうじき月々サポートが切れる回線がありますので,近々,docomo withを利用した機種変更を試してみたいと思っています。またご報告申し上げます。
シェアパック親回線の節約はどうする?
ただし,docomo withで料金が節約できるのは,シェアパック子回線に限ります。シェアパック親回線の料金を節約したい場合は,ずっとドコモ割はdocomo withと重複適用可能だということです。
さらに,シェアパック親回線の料金を,dカードGOLDで支払うことによって,ドコモケータイ利用料金の10%をdポイントで還元してもらうのが賢いです。また,いまならお得な入会特典もあります。申し込みや詳細は下記からどうぞ!
シェアパック親回線に限らず,ドコモを契約している人は,dカードGOLDは必ず持つべきクレジットカードです。下記の記事でも詳しく解説していますので,ぜひそのメリットを知りたい方はご一読下さい。
また,dポイントの貯め方・使い方に関する徹底解説を下記の記事でしております。dポイントはドコモユーザー以外でも,絶対に貯めて損のないポイントです。ぜひ,ご一読ください。
ぴぴさま,インベスターCさま
コメントありがとうございました。うっかりしていました。私も海外SIMフリーiPadで結局,指定外デバイス利用料取られたんでした。通話料のことばかりにアタマがいき,うっかりしていました。修正させていただきます。ご指摘ありがとうございました。
シンプルプランはiPadに挿すと指定外デバイス料+720円(税抜き)がかかりますよ。
auから発売されたSIMフリー化したiPad Proでも取られたので、iPadで指定外デバイス料を回避するのは合法的にはムリかと。
>ただし,シンプルプランだと通話はお高いので,通話しないスマホやiPadなどで使うのが最適です。
シンプルプランはスマホ専用プランなので、iPadで使うと指定外デバイス利用料で税込777円が料金に加算されますよ。