Amazonで誤表記・価格誤表示がある商品を買うとどうなるか?届いた場合と届かなかった場合の事例報告をします




Amazonの誤表記・価格誤表示商品はどうやって知ることができる?

Twitterなどを見ていると,ものすごい早さでAmazonの誤表記・価格誤表示商品をお知らせしてくれる方がいらっしゃいます。

乞食速報Z (@kozikiz) | Twitter

乞食速報Zさまなんかは,その代表格ですね。本件に興味のある方は,ぜひフォローされるとよいのではないかと思います。

Amazonマーケットプレイス詐欺に引っかかったので実録報告と対処方法を。低額商品にも注意!

2017-05-12

ただ,誤表記・価格誤表示商品を買う際に気をつけて欲しいのが,Amazonマーケットプレイス詐欺です。できるだけ,Amazon.co.jp販売する商品や,Amazon.co.jpが発送する商品を購入するようにしましょう。

Amazonの誤表記・価格誤表示商品を買うとどうなる?

それでは本題です。私自身が体験したAmazonno誤表記・価格誤表示を購入した場合の事例報告をしたいと思います。

届かなかった場合(価格誤表示はほぼキャンセルされる)

f:id:monimonita333:20171015112420p:plain

まあ,最近は注文できたとしても,いともあっさりとキャンセルされるようになりました。極端な価格誤表示の場合は,ほぼキャンセルされると思っておいた方がよいでしょう。

Amazon.co.jpをご利用いただき、ありがとうございます。

誠に恐れ入りますが、ご注文いただきました以下の商品について、価格の設定に誤りがあったことがわかりました。

パナソニック 目もとエステ リラックスタイプ ピンク調 EH-SW55-P

ご注文の価格: 1,263円
正しい価格: 10,999円

そのため、大変申し訳ございませんが、Amazon.co.jp利用規約に基づきご注文をキャンセルさせていただきました。お客様にご迷惑をおかけいたしましたことをお詫びいたします。

これは上記画像中段の「パナソニック 目もとエステ」です。まあ,1,263円では売ってくれませんよね…。このように,事前にキャンセルされるとお手上げです。

特にこのパターンは,価格誤表示の場合が多いです。これはもう宝くじと思うしかありません。上記は極端な価格誤表示なので,もうちょっと微妙な価格の場合は届くかもしれませんしね。

届いた場合(誤表記の場合は要問い合わせ)

f:id:monimonita333:20171015224718p:plain

さて,届いた場合の体験談です。こちらは,価格はごく普通です。ワイン1本で1,115円……ん?!「750ml×12本」って書いてます。これがいわゆる誤表記というものです。

f:id:monimonita333:20171015224822p:plain

こちら,Twitterのフォロワーさんに教えていただきました。1,115円でワイン1本だけ届いても別に普通に美味しくいただけますので,ブログネタにもなるかな…とダメ元で頼んでみました。

ワインが1本届きました

f:id:monimonita333:20171015224950j:plain

はい。先ほどの注文履歴画像にもあったとおり,注文日(2017年9月25日)から2週間ほど経った2017年10月8日に届きました。うーん,どう見ても1本ですね。

というわけで,Twitterでこのようにつぶやきました。

Amazonに問い合わせをしました

ここで終わってもよかったのですが,ブログネタということもありますので,とりあえずAmazonに問い合わせをしてみました。

Amazon.co.jp ヘルプ: お問い合わせ方法

上記のページから,購入履歴から商品を指定して問い合わせをします。「お問い合わせ内容」は,とりあえず「商品に問題があった」としました。

f:id:monimonita333:20171015225628p:plain

本文は何でもよいと思うのですが,ここはシンプルに「750ml×12本とあったので注文したところ,1本だけしか届かなかった」と書きました。

問い合わせから1週間後にAmazonから返事がありました

Amazon.co.jpにご連絡いただき、ありがとうございます。

このたびは、ご注文いただいた商品のカタログに問題があり、ご迷惑をおかけしましたことをお詫びいたします。

確認したところ、ご注文いただいた商品『【チリの名門ワイナリーが作る、リッチな味わいのテーブルワイン】サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルド 750ml [チリ/赤ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]』につきましては、当サイトにて付与している商品番号B01C3QCJRAにカタログ上の誤りがございました。

なお、上記にてご案内いたしましたとおり、本来ご要望の商品『【チリの名門ワイナリーが作る、リッチな味わいのテーブルワイン】サンタ バイ サンタカロリーナ カルメネール/プティ・ヴェルド 750ml× 12本 [チリ/赤ワイン/辛口/ミディアムボディ/1本]』は現在ご注文いただくことができません。こちらにつきましては、カタログ上の誤りを訂正しております。

このたびは、お客様にご迷惑をおかけしましたことを、あらためてお詫びいたします。当サイトではできる限り正確なカタログ表示をするよう努めておりますが、膨大な商品数を取り扱っている関係上、カタログに問題が生じる場合がございます。その場合には、ご返品の上ご返金などの対応をさせていただきます。

今回のご注文(#***-*******-******* )の返金処理を行いましたので、お知らせいたします。

返金額:1115円
返金方法:Amazonギフト券での返金
返金処理が完了しましたら、Eメールでお知らせいたしますので、ご確認ください。

お手元の商品については、取扱い上の理由により返送は不要です。恐れ入りますが、現在お手元にある商品はそのままお納めいただきますようお願いいたします。

というお返事を2017年10月15日にいただきました。Amazon側が誤表記を認めた形になりますが,ワインがあと11本届くのではなく,返金対応&商品返送不要となりました。なるほど。

f:id:monimonita333:20171015230611p:plain

確かに返金されています。Amazonギフト券で購入したので,Amazonギフト券で返金されていました。

Amazonのキャンセルや返金をしすぎるとアカウント閉鎖になるか?

f:id:monimonita333:20171015231253p:plain

このように今回は返金対応となりました。こちらから返金を求めたわけではないですが,結果としては「悪質な顧客」と思われかねないのは確かです。

こうした行為はAmazonのアカウント閉鎖につながるのでしょうか?これを考えてみましょう。

注文のキャンセルについて

まず,Amazonはそもそも商品によっては,商品のキャンセルを認めています。

Amazon.co.jp ヘルプ: 注文のキャンセル

みなさんも「あ!間違えた!」と思って,注文後にすぐキャンセルして再注文したこともあるのではないでしょうか。

しかし,上記のページにも実は下記のような注意書きがあります。

購入意思がないまま注文をし、意図的に大量に商品をキャンセルされる等、著しく当サイトの業務に支障をおよぼす恐れがある、または、著しく出品者の販売機会損失をおよぼす恐れがあると当サイトが判断した場合には、アカウントを閉鎖させていただくことがあります。

「購入意思がないまま注文し」をどうやって判別するかが難しいところではありますが,「意図的に大量に」は確かにアカウント閉鎖の可能性があると言えます。それが別種多数の商品で繰り返しであっても,結果として「大量に」であればどうでしょうか。

返金・返品について

返金・返品についても,Amazonに記載があります。まずはAmazon.co.jpによる販売商品の場合です。

Amazon.co.jp ヘルプ: 返金について

返品受付センターまたは注文履歴で手続きを行い着払いで返送した場合、返品・交換理由がお客様のご都合によるものであれば、返金額から返送料が差し引かれます。

ということです。今回のケースに関しては,返送不要とのことなので上記は当てはまりません。

Amazon.co.jp ヘルプ: Amazonマーケットプレイス商品の返品について

Amazonマーケットプレイスの販売商品の場合は,別途上記の記載を参考にすることになります。以前は「最高300,000円」や「生涯で50回を上限」という記載があったのですが,今回調べたところ消えていました。これらの記述については下記の記事をどうぞ。

Amazonマーケットプレイス詐欺に引っかかったので実録報告と対処方法を。低額商品にも注意!

2017-05-12

しかし,そもそも今回の返金対応は,Amazonマーケットプレイスではなく,Amazon.co.jp販売なので当てはまりません。

これらのことを総合的に考えると,返金対応がされたからといって,Amazonアカウントが閉鎖されるということはないと考えてよいと思います。ただし,誤表記を狙って「意図的に大量」と判断されるとどうなるかわかりません。

まとめ

f:id:monimonita333:20171015233141j:plain

というわけで,今回は結果的にチリワインを1本ありがたくいただくこととなりました。どうしてこういうことが起こったのか?という点については,これまたフォロワーさんが次のような見解を出されています。

ほほう。なるほど。そういうものなんでしょうかね。ふむふむ。お酒は大好きですが,お酒業界のことはわかりませんので…。

ちなみに,現在はきちんと表記も修正されて,かなりお値段もお安くなって販売されております。現在,この記事を書きながら,いただいておりますが,普通に美味しいです(笑)。私がワインの細かな味までレビューできる力があるともっとよかったのですが。

では,本記事の体験談をまとめます。

  • Amazonの価格誤表示商品を買うと,ほとんどキャンセルされる(ショボン)
  • Amazonの誤表記商品を買うと,まれに届き,Amazonに問い合わせをすると「返金&商品返送不要」という対応になることもたまにある
  • Amazonで返金狙いを続けることは,Amazonの判断次第でアカウント閉鎖の可能性はゼロではない

少しでも参考になれば幸いです。

Amazonギフト券とは何か?最大2.5%還元のおトクな買い方(購入方法)と賢い使い方(利用方法)のまとめ

2018-01-01

Amazonギフト券の購入方法や利用方法について詳しく知りたい方は,上記の記事にまとめております。よろしければどうぞ。











コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA