【世界一のラウンジ?!】カタール航空のアル・サファ・ファーストクラスラウンジ訪問記!ドーハ・ハマド空港
世界中に空港ラウンジはいくつあるのでしょうか?
その中で「世界一」を決めることは簡単なことではありませんが,間違いなく世界一と評される一つであるドーハ・ハマド空港の「アル・サファ・ファーストクラスラウンジ」を訪問してきました。
というわけで,ラウンジリポートと,この異次元ラウンジを体験する方法をお届けしたいと思います。
アル・サファ・ファーストクラスラウンジの利用条件
アル・サファ・ファーストクラスラウンジ(以下「アルサファラウンジ」)の利用条件は,その名の通り「カタール航空もしくはワンワールド加盟航空会社のファーストクラス利用者です。
ワンワールド・エメラルド以上であっても,ビジネスクラスやエコノミークラスでは利用できません。
アルサファラウンジ入り口の目印は黄色いクマ
アルサファラウンジの入り口の目印は,上記の黄色い巨大なクマです。
この黄色い熊のすぐ横の道を入ったところに,アルサファラウンジへのエスカレーターがあります。
エスカレーターの乗るところに,カタール航空の係員さんがチケットチェックで立っていらっしゃいます。
私はバンコクからの乗り継ぎだったのですが,たぶん「D」でおろされて,四角囲みの黄色い熊まで歩きました。
10分はかかったでしょうか…。バカでかい空港です。
遠いからイヤだというより,歩いてて「間違ってないかな?」と不安になりました…。
ハマド空港から出発の場合は一番下から入るので問題ないと思います。
アルサファラウンジに入ると…
・・・ラウンジだとか,そういう次元を超越しています。
天井たかっ!謎の噴水?!
ピラミッドの中かな…。
レストランはオーダー方式で全て無料!
素敵なバーカウンターを抜けてレストランへ向かいます。
人がいないところを狙って撮りました。
私は12時から17時ぐらいに滞在したのですが,かなりのお客さんがいらっしゃいました。
座席から天井を見上げたところです。やっぱり天井たかっ!
こういうQRコードが各テーブルに置かれていました。
メニューはPDFでした。私が利用した時間のアラカルトメニューは上記です。
厨房を眺めて待ちます。この空間の使い方の贅沢さよ…。
1回目:アンガスビーフステーキ
まずはアンガスビーフステーキと赤ワインをいただきました。
ホワイトソースが抜群でした。これはもはやレストランです。
2回目:スパゲッティボロネーゼ
ドーハ入りする前日のバンコクで,何となくトマトパスタを頼んだら激マズだったのでリベンジで…。
トッピングにチーズをたっぷりかけていただきました。ホワイトソースに見えますね(笑)。
「タバスコありますか?」って尋ねたら,ミニボトルでくれました。かわいい。
3回目:スパゲッティアーリオオーリオ
出発直前に最後の一皿。アーリオオーリオです。ニンニクが効いてて旨い!
ラウンジ内を散策してみました
なんか水が流れています…。
あまりに優雅だったので,なぜか動画を撮ってみました。サラサラサラ…。
レストランエリアの反対側は,ほとんど人がおらずめちゃくちゃ静かでした。
美術館でしょうか…。いや,そんなはずはない(反語)。
ゲームルームとファミリールーム
ゲームルームっていうのがあるので入ってみました。
手前のようなPS5やXboxが並ぶ奥に,レーシングカーを模したシミュレーションが!
が…使い方わからず,やってません。
これはわかるぞ!ガチャガチャ(ぼっちなので意味なし)
ファミリールームも10ほどあったでしょうか。一つも使われてませんでした…。めちゃ広い。
なぜ柱がど真ん中にある部屋を作る?金持ちの考えることはわかりません。
ファミリールームの入り口にはお菓子も。
免税店もありました
ラウンジ内に免税店もありました。値段がこれまたすごい…。
ビジネスセンターでブログ更新しました
かっこいいビジネスセンターがありました。MacとWindowsで5部屋ずつぐらい?
しかし,飲食物持ち込み禁止なので誰も使ってませんでした。
ノートPCを持ち込んでこの記事を書こうとしましたが,書き切れませんでした。
やりたいこと多すぎて気が散ります…。
寿司とサンドイッチ
至る所にこういうシーティングエリアがあります。
そして係員が多すぎで,座った瞬間に「ドリンクは?」と聞きにきてくれます。すげー。
飛行機が眺められるエリアです。
なぜかお寿司もあります。しかし,ロール主体なんですね。カタールのお寿司はこれがメインなのでしょうか。
サンドイッチの具材がショーケースの中に並んでいます。
こちらは新鮮なお野菜。ビュッフェ形式なのかと思っていたら…。
「これらは飾っているだけだから注文してね!」とのこと。なるほどー。
ホテル並という噂のクワイエットルームとスパは満室
ホテル並という噂のクワイエットルームとスパは満室でした。
5時間あって「あなたの搭乗時間より待ち時間の方が長い」と言われましたので,真っ先にここに来て予約をいれるのがいいようですね。
マイルを使ってアルサファラウンジを体験する方法
最後に落ち着いたシーティングエリアはこちらでした。
ここだけでも超豪華ラウンジに見えますが,全体の50分の1ぐらいのエリアです。
さて,このアルサファラウンジですが,庶民でも体験できる方法がありますのでご紹介します。
私が乗ったこのチケットをよくご覧下さい。確かにファーストクラスではありますが,「ドーハ→ドバイ」です。
ドーハからドバイって車でも行けるぐらい近いんですね。飛行機だとたったの1時間20分の航路です。
近距離路線なので,エコノミークラスとファーストクラスしかないんです。
日本で言うと,JALのクラスJとかANAのプレミアムクラスがファーストクラス扱いになっているんですね。
- エコノミー→400QAR(約15,000円)
- ファースト→3,260AED(約120,000円)
エコノミーなら日本の国内線程度の価格です。さすがにファーストは高いですが…。
例えば,ブリティッシュエアウェイズのマイルを使えば,ドーハ→ドバイのファーストクラスは…
- 21,000マイル+14,940円
でOKです!燃油費がもう少し下がれば,現金は1万円以下になるんじゃないでしょうか。
というわけで,
ということになります。
BA(ブリティッシュエアウェイズ)のマイルの貯め方・使い方は下記の記事をどうぞ。
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ドーハ→ドバイのQR1014はB787-9のヘリンボーンQ SUITE(扉あり個室)でした
ちなみに,ドーハ→ドバイのQR1014はB787-9のヘリンボーンQ SUITE(扉あり個室)でした。
B787-9ですね。ヘリンボーンのQ SUITEはけっこう珍しい機材だとか(すけすけ氏談)。
ちゃんと扉があります。やや通路は狭いですが。
この照明がかっこいいです。
わずか1時間20分の短距離路線ですが,軽食が出ました。
ほとんどの方はパスしてましたが,美味しかったですよ。
まとめ
本記事では,間違いなく世界一と評される一つであるドーハ・ハマド空港の「アル・サファ・ファーストクラスラウンジ」をリポートしました。
というわけで,ラウンジリポートと,この異次元ラウンジを体験する方法をお届けしてきました。
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