シンガポール航空の関西空港発A380に乗ってきました!陸マイラー最高!
シンガポール航空の世界最大級の巨大機A380のファーストクラス(スイート)に乗ってきました。上記の写真をご覧ください。出発前に,関西空港で撮影したA380です。2階建てだけあって大きいですね。
- SQ619:KIX11:00→17:10SIN
- SQ618:SIN01:30→08:45KIX
今回,シンガポール航空の13万マイルを使って,上記路線のファーストクラス(スイート)に搭乗してきました。
実は2018年11月にもANAマイルでビジネスクラスに乗ってきたばかりなんですけどね。このときは60,000ANAマイルでした。
シンガポール航空の388の関西-シンガポールのファーストクラスは2019年3月31日までの運行とのことです。最後のチャンスと思い,乗ってきました。関西-シンガポール往復で13万マイルでした。
「13万マイルなんて無理!」と思われるかもしれませんが,多くのポイントサイトから移行できるPeX→三井住友ワールドプレゼント→SQマイルなら60%で交換可能です。
ということは,13万マイルを稼ぐには216,667円分のポイントが必要です。
しかも現在は改悪されて14万マイルになっております。ということは,233,334円分のポイントが必要です。
これはなかなか道のりは遠いですが,それでも現金だとシンガポール航空のファーストクラス(スイート)は100万円近くしますのでおトク(?)ですよね!
なんといっても,同じスターアライアンスでもシンガポール航空のスイートはANAマイルでは予約不可能です。ブロックされています。シンガポール航空のスイートに乗りたければ,シンガポール航空のマイルを貯めるしかありません。
プライオリティレーンから搭乗!シンガポール航空のA380スイートは1階
というわけで,早速プライオリティレーンから搭乗です。ファーストクラスの場合は,
- チェックイン時のファーストクラスカウンター
- 手荷物検査時のプライオリティレーン
- アルコールや食事もできる航空会社ラウンジ(今回はJALサクララウンジ)
- 航空機内に入るときの優先搭乗
などが利用可能です。上記は優先搭乗のレーンですね。
スイートクラスの特別な分岐点から搭乗します。
そしてご覧ください!これがA380ファーストクラスのシートです。
個室になるシート全体を外から撮影するとこんな感じです。
エミレーツ航空のA380ファーストクラスと同じく,頭上の物入れ(ヘッド・コンパートメント)はなく,手荷物は足下に収納するようになっています。
しかも,エミレーツ航空のA380ファーストクラスと違って,シンガポール航空のA380ファーストクラスは1階の前方にあるんですね。階段を見上げる形になります。
エミレーツ航空のA380ファーストクラスについては下記の記事をご参照ください。
というわけで,おきまりのシャンパンショットを1枚。
実はこのシャンパン,KRUGなんですね。ドンペリとどちらかを選べます。贅沢。
ファーストクラス(スイート)の中央2席はこのような配置になっています。これ,フルフラットにするとダブルベッドになるんですよね。すごい。
行きは空いていたので,自席の1Aではなく2Aにベッドを作ってもらいました。完全にフルフラットです。熟睡です。
A380ファーストクラス(スイート)の食事を紹介します
さて,シンガポール航空名物のサテ(肉串)からスタートです。
こちらは以前に撮影したビジネスクラスのサテです。基本,同じですがファーストクラスはソースが器にたっぷり入っているあたりが差別化のようです。
さて,行きはいつものことながら和食をオーダーしました。
和洋どちらも美味しいとは思うのですが,機内食は出発地で材料を積むので,日本発は和食,海外発は洋食などの方が期待できるかな?と勝手に思っています。
食事をしているとおかわりのワインをこのような形で,銘柄が選べる状態で持ってきてくださいます。うれしいですね。
というわけで,白ワインをいただきながらSOBAをいただきます。なんか「そば」じゃなくて,「SOBA」って気分ですね。なんとなく。
メインはお肉です。緑茶をいただきながら食しました。このお肉,めちゃくちゃ柔らかいです。でも,ちょっと私には油が重めでした。和食だともう少しすっきり食べられてもいいかなという印象です。
メインの後にもさらに焼き魚と山椒漬けの鶏肉です。漬け物がめちゃくちゃ美味しいです!
で,デザートまでいただきます。フルコースですね。まさに。カフェオレ風味のアイスは口直しに清涼感があり,ペロリといただきました。
帰路はブック・ザ・クックでクラシック・ロブスターテルミドールをあらかじめ注文
ちなみに帰路は,シンガポール航空自慢のブック・ザ・クックで人気ナンバーワンと名高い「クラシック・ロブスターテルミドール」を注文してみました。
ブック・ザ・クックとは,スイートクラス・ファーストクラス・ビジネスクラス・プレミアムエコノミークラスで出発地にもよりますが,厳選されたメニューをあらかじめ注文しておけるサービスです。
ただ,帰りは深夜便でしたので,ラウンジでも食事をした私は早朝にこれをいただくことになり,美味しいんですがちょっと重かったです…。
白ワインにめちゃくちゃあうと思うんですけどね。これをこなせる胃袋がほしいです。
ウェスティン・シンガポールに宿泊してきました
さて,宿泊はSPGアメックスで貯めたマリオットリワードポイントでウェスティンシンガポールに宿泊してきました。
こちらが外観です。
お部屋はこんな感じでした。
またもやチタンパワーで堂々のスイートでした。
半端ないゴージャスなお部屋ですね。土地が希少なシンガポールでこの部屋はすごいです。
予約はこちらです。1泊あたり50,000マリオットリワードです。SPGアメックスでは,100=3ポイント貯まりますので,1,666,667円利用で1泊分の無料宿泊ができるということになります。
マリオットプラチナチャレンジの体験談は上記をどうぞ。現在は必要な宿泊数が9泊から16泊に増加しています。お気を付けください。
チタンエリート特典でクラブラウンジに入れたので朝食もいただきました
チタンエリート特典でスイートにアップグレードされただけではなく,クラブラウンジアクセスも付けていただきました。
しかし!夜のカクテルタイムでは,食事を出す時間を逸して空っぽでした…。ビールだけいただきました。
ちょっとむっとした熱気はありますが,屋外テラスもなかなかの夜景でした。
というわけで,翌朝の朝食です。
このビーフンが一番好きでした。
点心もあります。この辺はシンガポールも中華系だなぁと思います。
もちろん洋風のお食事もあります。
パンもしっかりです。
目玉焼きをダブルで焼いていただきました。
テロック・エア・マーケットで辛い麺を堪能してきました
さて,腹ごしらえです。ウェスティン・シンガポールから歩いてすぐのテロック・エア・マーケットというホーカーズ(屋台村的な複合施設)に向かいました。
ウェスティン側の交差点から眺めた様子です。八角形の建物で,建物内だけではなく建物の周囲も歩行者天国になっていてサテの屋台などがひしめきあってます。
建物内に足を踏み入れると,カメラを構えた瞬間に飛び込んできたひょうきんな客引きのお兄ちゃんとともに。
こちらのお店にお邪魔することにしました。
メニューです。8番の「麻辣板麺」をチョイスしました。料理名は知りません。漢字と写真で直感です。
こんな感じでした。麺は5シンガポールドル(約400円)で,タイガービールは5.5シンガポールドル(約440円)。ちょっとビールが割高ですかね。麺は平打ち風です。左上の塩辛い干物が美味しかったです。
飲み足りないので,帰りにコンビニで缶ビールを購入。地元シンガポールブランドのラッフルズでした。
2本で3.95シンガポールドル(約400円)と格安!しかも,ローカルコンビニのレジは上記のような自動計算機でした。日本より進んでますねえ。キャッシュも使えるので,キャッシュレスってわけではなかったですが。
アジア・スクエアでもランチしました
ウェスティン・シンガポールの隣にあるアジア・スクエアでもランチをしました。実はテロック・エア・マーケットに行く前に上記の写真を撮ったのですが,夜は閉まってましたね。
22時頃に伺うと,アジア・スクエアで空いているのは上記のお店ぐらいでしたが,テイクアウトオンリーでした。
というわけで,アジア・スクエアのめちゃくちゃ多いお店の中で,上記のチキンライス(海南鶏飯)をいただきました。5シンガポールドル(約400円)とお手頃です。
ラーメン一風堂もありましたが,10シンガポールぐらいからでした。
マリーナ・ベイ・サンズのカジノで!
そして,シンガポールでのもう一つのメインイベントと言えば,マリーナベイ・サンズでのカジノです!うぉぉぉぉーーーっ!
負け…ませんでした(珍しい)
最初買ってて→途中でそれ以上にマイナスになり→チャラぐらいで終わりました。たくさんシンガポールドルが手元に残ったので,また来ます。
シンガポールのチャンギ空港にてスイートチェックイン&スイートラウンジを体験
東南アジアのハブ空港は本当に大きくて立派ですよねぇ…。日本の空港もがんばらないと。
というわけで,ターミナル3のもっとも左端にあるシンガポール航空のスイートチェックインにやってきました。
こちら,空間に足を踏み入れた瞬間にラウンジ!って感じなんです。
こういう大理石のカウンターで,ゆっくり座ってチェックインできます。
さて,ファーストクラスチェックインカウンターの向かいにあるファーストクラスデパーチャーで出国審査です。
制限エリアに出たら,2階のシンガポール航空シルバークリスラウンジに向かいます。
シンガポールの国花であるナショナル・オーキッド,つまり蘭ですね。
シルバークリスラウンジのビジネスクラスエリアは,下記の記事でも触れています。今回はファーストクラスラウンジエリアに潜入です。
THE PRIVATE ROOMです。
エミレーツ航空のファーストクラスラウンジほどではないですが,贅沢な空間です。エミレーツ航空のファーストクラスラウンジは下記で紹介しています。
こちらのお席でディナーをいただきました。もはや超高級レストランですよね。もちろん全メニュー無料です。
まずはドンペリ!ドンペリニヨンです。見たままですね。
一応,こういった自由に取れるメニューもあるのですが,ほとんどの方がオーダーされています。
一品目はスペアリブです。めちゃくちゃ柔らかくほろほろ絶品です。
こちらは,Noodles with Pork in Spicy and Sour Soupです。個人的に酸辣湯麺みたいなのを期待していたのですが,ちょっと違いました。これはこれで美味しいですけど,普通にワンタン麺を頼めば良かったですかね…。
まとめ
シンガポール航空のA380ファーストクラスは予想以上に快適でした。同じA380のファーストクラスであるエミレーツ航空と比べても遜色ありません。
必要なのはシンガポール航空の14万マイルです。同じスターアライアンスでもANAマイルでは乗れません。
「シンガポール航空14万マイルなんて無理!」と思われるかもしれませんが,多くのポイントサイトから移行できるPeX→三井住友ワールドプレゼント→SQマイルなら60%で交換可能です。
ということは,14万マイルを稼ぐには233,334円分のポイントが必要です。
一方で,SPGアメックスなら100%(108,000マリオットリワード=36,000SQマイル)で交換可能です。とはいえ,シンガポール航空14万マイル分というと,42万マリオットリワードです。SPGアメックスでは,利用額の3%のマリオットリワードが貯まりますので,1,400万円分のカード決済が必要ですね。途方もないです。
そう考えると,ポイントサイトでポイントを貯めて,三井住友ワールドプレゼントで60%交換で貯めていく方が現実的(?)な気もします。とにかく,目標を決めて貯めましょう。
なかなか道のりは遠いですが,それでも現金だとシンガポール航空のファーストクラス(スイート)は100万円近くしますのでおトク(?)ですよね!
そう,陸マイラーなら6万マイルどころか,50万マイルや100万マイルを貯めることも可能なのです。あなたも今日から始めてみませんか?
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